青島の海。「ちょっと波っ気があるなあ」という感じだったのだけど、あるぽさんと港を出てみたら、どわんどわんともまれる感じで、「こいは、無理でごわすな」と引き返してきた。 引き返すといっても、いきなりUターンすると、 波に横腹を向けるこ
インチク大作戦
鯛ラバ・インチクと、一口で語られるわりには「鯛ラバはやったことがあるけど、インチクは...」という人が、けっこう多いのではないかと思う。ぼくも、それほど経験がない。 どちらも、元は漁師の道具である。鯛ラバは九州の鯛カブラや四国の
年の瀬の門川沖
暮れも押しつまって何かと家の用やらもありそうなものを、のこのこと釣りに出かけるような人を関西では「極道」というらしい。ちゃんとした釣り極道は、大晦日には必ず行くのだという。 そんなわけで、あるぽさん、勝三郎さん、私のプチ極道3人
鯛ラバとオオモンハタ
ここんとこ、釣りといえば鯛ラバである。昨年の暮れに初めてやって以来、結局、それ以外の釣りはほとんどやっていない。キスも胴突のカサゴも、川のハエもハゼも、なんにもやっていない。7月には、サンディエゴから船に乗ってメキシコ沖までマグロ釣
再びどてら流しについて
どうもどてら流しという言葉が、今年の流行語大賞エギング部門第一位に輝きそうな勢いなので、この言葉を使うことにする。プロの言葉を、口まねするようで変な感じなのだけど仕方ない。 WEBを眺めてみると「ティップランエギングの基本はどてら
タイラバのさわり
サラーさんからリクエストがありましたので、タイラバの「さわり」のところだけ。 【ロッド】 タイラバは40g~100gほどあるのですが、アクションをつけるわけではなく、特にマダイの場合は、がじがじがじ、という感じで食ってくることが
和船と胴流し
最近、ティップランやタイラバが流行しているせいか、どてら流しという言葉をよく聞くけれど、もとはどこかの地方の言葉なのだろう。あんまり好きな響きではない。なんだよどてらって。意味わかってんのかよ。と、ちょっと言いたくもなる。 不確か
ティップランとスパイラル
ニュートリノが光より速く、それが質量を持つことは確かなようだから、どうも今の物理学でいうと、「負の質量を持つ物質が未来から過去へ飛んできた」と解釈せざるを得ないらしい。 ということは...、どういうことになるのかな、これは...。
釣りビジョンを見ること(2)
釣りビジョンは、エギングやルアーばかりでなくて、当然、ほかの釣りもいろいろと番組を作っているわけだけれど、なべて在来の釣りというのは、あまり印象が良くない。特に、磯釣りや鮎釣りには、こりゃひどいよなあというのがある。 鮎釣りを始め
釣りビジョンを見ること
最近、ケーブルTVで釣りビジョンが放映されるようになって、時々、見ているわけです。10代の頃から、TVはあまり見なかったので、ここ30年ほど(笑)、世間のTV方面の話題にうといのだけれど、とりあえず見ているのは、ディスカバリーチャン
ビロウ島に夏がきて
アメリカから帰ってきて、ほどなくビロウ島を見たくなった。7月30日、船を出す。今日のメンバーは熊本の勝三郎さんと、宮崎のヤマガタさん。真夏の宮崎のカンカン照りに海の上なんかにいて、暑くないのかと思うかもしれないけれど、海上は風さえ
お灸大会のこと
6月1日から4日まで、人吉にいた。毎年恒例の鮎解禁九州オフで、このところ五ヶ瀬も綾もサンザンなのと、鳥取にいたあるぽさんが故郷の人吉に帰ってきたこともあって、ここ数年、解禁日はぼつぼつと人吉に集まることになっている。 今年のメンバー
シロギス用ベイトタックル
85年頃だったか、初めてゴムボートで海に漕ぎ出して、キスだのアジだのを釣り始めた時、リールはシマノのバンタムという銀色のベイトリールだった。 なぜかというに、その年にバス釣りもルアー釣りもやめて、海の餌釣りを始めたからだ。子細は省く
天気晴朗なれどカサゴ1のこと
とある町の仕事が終わり、心身ともにぼろ雑巾のようになって家に帰ってきたら、今日は波高1mであるという。とりあえず海に出ることにして、熊本の勝三郎さんに電話。彼も「なにげに」という雰囲気で「行きます」とのことで、午前4時半起床、6時半
ティップランロッドを買う
さっき東北地方で震度6強の大余震があったりして、どうも鬱々としがちなので、竿のことでも書く。 メジャークラフトのティップランロッドを買った。クロステージCRJ-782SC。ティップラン釣法というのがいつ頃からあるのか知らないけれど、
釣りにゆく
熊本から勝三郎さんがやってきて、あららさんも誘って、ひさしぶりに海に出た。昨年12月20日以来の出船となったのだが、その間、船や海や釣りや天気のことを考えなかった日は、たぶん1日もない。 昨年も4回ほどしか船を出しておらず、エンジ
カワハギ竿を買う
カワハギ竿を買ったのである。ダイワの早舟カワハギM-180というやつだ。正確には「ハヤフネ カワハギ」というらしい。そもそも早舟といえば、昭和40年代くらいからあるような(正確には知らないけど)由緒ある名前だというのに、なんてこった
サルカンの結び方(ハングマンズノット)
釣りを始めて、サルカンと糸の結び方というのは、誰に習うものなのだろうか。 ぼくは3歳の頃にやったハエ釣りが、たぶん最初の釣りと記憶するのだけど、そういう結束の技術というものは誰にも習った記憶がなくて(父も釣り師でよく連れていっても
APACHE64というロッド
いつの間にか、けったいなものが家にある。ということがある。 富美丸がとまっている日向市の港の近くにエースという釣具屋があって、ここは大規模店には珍しく、聞いたことに明確にてきぱきと答えてくれる。一般論は言わない。この場、この季節、
鯛ラバ塗装のメモ
鯛ラバオモリの塗装についてのメモ。 12号、15号、20号の鯛玉を計40個ほど塗ってみた。使用したオモリは関門工業の鯛玉溝付P(12号)と、鯛玉オモリタイプ2(15号、20号)。前者にはダイヤと呼ぶプラスティックのきらきらが入る穴
鯛ラバを塗ること(2)
鯛ラバのオモリの色なんて、なんだっていいのである。それぞれが確信を込めて「こうだ」といってもいいし、もちろん「わからん」といってもいい。現時点では、何にも塗らない地のまんまと比べても、さほどの差はないかもしれないというくらいのこと
鯛ラバを塗ること
前回の釣りでオオモンハタを釣ったのは、どこぞのメーカー製の鯛ラバ(タングステン90g)だったのだが、最近、ギアラボで扱い始めたセブンスライドという鯛ラバが、どうも無茶に評判がいいので、近く試してみたいと思っている。 セブンスライ
日南海岸ヤブレカブレなり
昔からの友人にJoe's(ジョー) さんという人がいる。寡黙というわけではないのに、どういうわけか寡黙に見える得な人で、釣りはへらぶなを専攻。ニフティの釣りフォーラムで、私が山田一郎さんからSYSOPを引き継いだ時に、淡水系会議室の
ビロウ島のオオモンハタ
富美丸でビロウ島へ行く。 というのは昨年来のテーマであったわけだけれど、どうしても湾内のキス、カサゴ釣りが本性として好きであるということもあり、さらに、そういう仲間が常に同乗しているということもあり、加えて富美丸の駆動力ではよほど
11日の門川沖
11日に流星号さん、熊本の安藤さん、勝三郎さんの4人で船を出しのだが、キスの宝庫であるはずの門川湾で1時間ほど流してみたものの、3人釣ってボーズでアタリもない。 以前は、ほぼ1年中キスが釣れていた海である。何かがおかしい。大体、浜の
amazonデビュー
5月頃から準備を進めてきたギアラボのamazonへの出展。本日、ようやくデビューとなりました。 http://www.amazon.co.jp/gp/browse.html?ie=UTF8&marketplaceID=A1VC38T
門川湾へキス釣りに
そんなわけで、整備が済んだ富美丸に乗って、門川湾へキス釣りに。同行はヤマガタ氏。今日は最高気温34度という酷暑だったのだが、海に出てしまえば気持ちの良い風が吹き渡って、実に爽快なものである。 おまけに、写真の「痛い帽子」の日陰効果
ボート釣りに行くこと
昨年の秋以来、ひさびさのボート釣りで門川へ。進水以来、ずっと船長をしてくれていた流星号さんがこのところ多忙となり、なかなか釣りに出ることができなったのだけど、あれから台風なども来ており、いったいボートはそこにあるのか、あったとしてエ
電車男のFGノット
EZノッターSサイズで5号のリーダーを結んでいた数ヶ月前まではそうでもなかったのだが、SSサイズを使って、PE0.8号にリーダー2号でFGノットを結んだとたんに、何かに火がついたごとく、毎晩やたらと結んでいる。用もないのに結んでい
フィッシングショーOSAKA
2月6日、7日にインテックス大阪で開催されたフィッシングショーに、業者として参加してきました。 Gear-Lab(ギアラボ)という釣具の開発・ネット販売のサイトを2001年からやっていて、モノとして優れて、市場が待ち望んでいるだろ
旧家村OLM2009
そういうわけで、本年も無事、旧家村オフが終わりました。 11月5日~8日の三泊四日、例によって囲炉裏端で飲んで食べて釣って寝て、起きたら飲んで食べて釣って寝るというのを四日もやるわけで、さすがに帰ってくると体中が変な疲れ方をしており
連絡>宮崎旧家村オフ
さらに、業務連絡です^^;。 毎年恒例の、というか、A long time ago in a galaxy far,far away... というくらいの昔から続いております宮崎旧家村オフ。今年は、「宮崎旧家村OLM2009」と銘打
連絡>mixiにコミュニティ
業務連絡です^^;。 オフ会の連絡にでも使ってもらえればと、mixiに「釣りフォーラム(FFISH)」というコミュニティを設置しましたので、アカウントをお持ちの方はどうぞご参加ください。名前は釣りフォーラムですが、参加資格は何もあり
タコを釣ること
投げ釣りのゴカイに、時々、タコが釣れるのを不思議に思っていたのだが、今回、何度か船釣りをやってみて、これはフロックでもなんでもなくて、相当に当たり前で、お約束の出来事であることがわかった。 ただし、季節と場所による。季節はちょうど今
サツマの流儀
海釣りは、鹿児島伝統の車竿で始めた。長さ八尺前後の二本継ぎの竹竿に、真鍮の針金で編んだ自転車のスポークみたいなリールがついている。スポークの外周部、リムにあたる部分も真鍮の針金を曲げて作られていて、そこに道糸が巻かれている。道糸はお
鮎師と船に乗る
5日に釣りフォーラムのメンバーと船を出したのだが、帰宅してみたら新しいパソコンが届いており、そいつがまた、頻繁にブルースクリーンを繰り返すので、三日ほど張りついていたら疲労コンパイしてしまって、ブログの更新どころではなかったのだった
釣りにいきてー、か?
何年ぶりかにルアー雑誌を読んでみた。さすがに昔ほど、フィールドテスターなんてのが幅をきかせる時代ではなくなったようなのは、慶賀の至りなのだが、まだ釣りの分野の書き手というのは、あまり育っていないように思える。 釣りがうまいだけの素人
シモリビギナーになること
何につけ新しい釣りを始めてみる時というのは、それ以前に何年キャリアがあったとしてもいきなりビギナーになるわけである。日本のように海川渓流沼湿地ホゾに溜め池汽水に源流昨日の雨でできた水たまりと多種多様な水辺に、4000種からの魚がいて
雑魚正宗、届くこと
秋山さんに「雑魚正宗」を送っていただいた。不思議なもので、がちゃん、ばたん、ばるるるると郵便屋さんがバイクのスタンドを降ろして郵便受けを開け、すみやかに去っていった音を聞いただけで、「雑魚正宗がきた」とわかったのである。 雑魚正宗
釣りに行きてー
ここんとこ毎日、「釣りに行きてーよー」と吠えている。行きたきゃ行けばよさそうなもんだが、そうもいかないのは、1週間ほど前からメニエールを発症しているからだ。6年ぶりにヘビー級がやってきて、3日間ほどは、世間がぐわんぐわん回っていた。
天草オフのアルバム
天草オフから帰ってきたら、公私ともにいきなり忙しくなって更新が遅れてしまいました。なんとなく落ち着いてきましたので、またぼちぼち、書いていこうと思います。 で、その天草オフの様子ですが、上の写真をご覧になれば一目瞭然。いいおっちゃ
明日から天草へ
えー。待ちに待ったという感じで、明日から天草オフであります。ここ15年くらい、釣りフォーラムの仲間が宮崎に集まる「宮崎オフ」というものが開催されているのですが、ある時、「いつか宮崎オフを天草でやりたい」と、わけのわからないことを考え
清武川で遊ぶこと
子供を連れて隣町を流れる清武川へ。ここも、さほど大きからぬ川に上流には発電所とダムがあり、途中、2箇所も堰堤があり、ここ10年であっけないほど浅くもなり、瀬のいいところがコンクリで埋められと、ひどい暴力にさいなまれている川なのだけれ
雨、降らないなあ
雨、なかなか降らないな。宮崎の過去の天気を見てみたら、5月に1日、6月に4日降っただけ。この2か月で5日間しか雨がない。 おとといは、県庁の水産関係の方から電話で「少雨で鮎が小さいといいますけど、どうでしょう」と聞かれた。こちらは、
鮎近くして牧水
午前中、東郷町の若山牧水記念館と生家を取材。目の前を流れている坪谷川は、幼少時の牧水が父親と鮎を釣った川であって、牧水には鮎の歌が多い。 ふるさとの日向の山の荒渓の流清うして鮎多く棲みき である。 故郷の渓荒くして砂あらず岩を飛び飛