2008年5月13日

シモリビギナーになること

何につけ新しい釣りを始めてみる時というのは、それ以前に何年キャリアがあったとしてもいきなりビギナーになるわけである。日本のように海川渓流沼湿地ホゾに溜め池汽水に源流昨日の雨でできた水たまりと多種多様な水辺に、4000種からの魚がいて、何の何釣りと名前がついているものだけでも何百種とあるような土地では、何かやろうとするとすぐビギナーである。うまくすると一生ビギナーのままでいられる。こんな楽しいことはない。

え。もうあたしゃね、生涯息子でいようと思ってるん。親なんてものは、なるもんじゃないん。息子はいいですよ。息子が生まれたらそいつを親にしちゃう。てやつである。

で、今日は雑魚正宗ほか、別途仕入れた短竿用にシモリ仕掛けを作ろうとして戸惑った。プラスティックの丸いやつと、発泡スチロールみたいな流線型のやつと二種類買ってきたのだが、糸への止め方がわからない。海釣りのウキ止めと同じ要領で「爪楊枝を刺してポキ」とやろうとしたのだが、「ポキ」といったのはウキの方で、発泡製のやつはいきなり裂けてしまった。プラ製のやつは、真ん中に通してあるパイプが飛び出してくる。

うーむ。まずい。これではビギナー以前の話ではないのか。

いろいろ工夫しているうちに、爪楊枝をあらかじめ短く切って押し込むという方法を思いついたのだが、あれは存外に硬いもので、釣り用のはさみなどではうまく切れない。4つのウキを固定するために、爪楊枝を10本も使ってしまった。やがてニッパーで切るとうまくいくことに気づいたのだが、こいつはパチンと切れた瞬間に、大事なその部分がどっか飛んでいってしまって、そうなるともう永遠に見つからない。大体、こんなことでは、釣り場でウキ止めが外れた時に、どうしたら良いのか。

ネットで調べてみると、爪楊枝ではなくマッチの軸を切ると柔らかくて水気を吸うとふくらむので具合が良い、という記述があった。しかし、今時、マッチが常備されている家なんてあるのだろうか。当然、うちにもないわけである。

0号とか1号くらいの小さいシモリ玉の止め方について、詳しい方がいたら教えてくださいまし。

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コメント

作ってしまいましょう。
道糸にPE糸で結びコブを作ってそれに塗料でダンゴを作ればOKです。
http://hw001.gate01.com/koshiba/komonoturi/tanagoturi/tanago-sikake-seisaku.htm

ちなみにタナゴ仕掛けの場合は爪楊枝やマッチ棒では無く、箒です。
座敷を掃くやつです。
釣行前夜に一緒に入浴して水分を吸わせておきます。

秋山さん

なるほど、これはまた繊細ですね。送っていただいたシモリ仕掛けは、こうやって作っていたのですね。なんだか塗料っぽいなあとは思っていました。

箒のこと、ありがとうございました。これもまたわが家にはないのですよね。ホームセンターに行ってみます。

JUNさん

現場で作るのでしたら猫じゃらしがよいですよ(^^;
これはテーパーになってますからちょうど良い太さのところがあります。
ただし、日にちがたつと乾燥してスカスカになります。

中通しの類を止めるのなら、上下に「浮き止め糸」を
結びつけたらいかがでしょう?穴を通らない結び目
であれば専門の糸でなくともいいと思います。
上下びっちり詰めれば固定、離せば遊動。(^^)

CHAPさん

猫じゃらしって、あの草ですよね。いろんな手があるものですね。ところで今年は6月2日か3日に仕事が入る予定になってしまいました。鮎では合流できないかもしれません…。

サルモサラーさん

その方法、ためしにちょっとやってみました。うまく止りますけど、シモリを5つつけるとウキ止めを10個結ぶことになり、ちと面倒でした(^^;)。

その前に、まだ川にテナガがおらんとです。今日、3か所で試し釣りをしてみましたが、チチブのような魚が1尾釣れただけでした(^^;)。

昨年から、テナガーになった私です。f(^_^)ぽりぽり

私は専用の網で掬う方が好きです。
夜、川に入りヘッドライトでエビを探して掬う・・・、
たったこれだけの行為がどれほど面白いか・・。

そろそろベストシーズンですね。
何度か竿の穂先を利用して、釣りもトライしてみましたが
その場合は、サイトフィッシングが面白かったです。

子供も、コレばっかりは「釣れて行け~!!」って
言いますわ。(^ ^;

夜、河口の岸壁を上からのぞくと、テナガとかスジエビみたいのとか、びっしりついていることがありますね。あれを獲れば、話は早いのですが(^^;)。

以前、流星号さんという宮崎の友だちも、川の上流で夜、テナガをすくうと面白いといってました。あれ、今でもやってるのかな。連れてってもらおうかな。

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