談志の死

1週間ほど前に「落語のイリュージョン」という日記を書いた時に、そんな予感が、というか、おそらく誰もがそう感じていたことと思う。5月にあった弟子キウイの真打披露に出られなかったと聞いた時点で、覚悟はしていた。 10年ほど前に「談志を

落語のイリュージョン

落語にイリュージョンという概念を持ち込んだ立川談志は、たしかにその時点で周囲の噺家とはかけ離れたところにいたと思う。 思えば、この人くらい落語と現代というものに悩んでみせた噺家はいない。師匠に教わった通りに、ろくに言葉の検討もしない

古典落語12席

こないだ人吉・洛柿亭の囲炉裏端で、三夜ほど仲間と飲んでいて、落語の話になった。まあ、話は釣りとかギターとか酒とかジャズとかスピーカーとかお灸とか、多方面に及ぶわけだけれど、たまたま落語の話になったわけだ。 主にワタシとしげさんの間で

昼酒談志のこと

雨の日曜日に朝から重たい電話をしなくてはならず、気がふさぐので、じゅん坊さんを見習って昼酒をかっくらってみることにしました。で、今、酔っぱらいつつあります。と、酔っぱらいがいうわけですから、すでにだいぶ酔っておるのでしょう。 雨の日

小三治を聞くこと

池袋演芸場二之席の、昼間のトリは柳家小三治。並んで、喬太郎の名も出ている。こりゃもうどうしたって行かなきゃでしょうということで、こないだの上京の時に、寒い中を池袋まで出ていった。 池袋演芸場には不思議な因果があって、過去に二回出かけ