2010年2月10日

フィッシングショーOSAKA

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2月6日、7日にインテックス大阪で開催されたフィッシングショーに、業者として参加してきました。

Gear-Lab(ギアラボ)という釣具の開発・ネット販売のサイトを2001年からやっていて、モノとして優れて、市場が待ち望んでいるだろう製品はいくつも生まれているのですが、これまではコスト的に、一般の小売店で販売できるものは、かなり限られていました。

昨年秋にリリースしたEZノッターが、その状況をちょっと変えてくれ、これは抜本的に改善するチャンスかもしれないということで、素材・構造を徹底的に見直して、エギング・ロックフィッシュ専用バージョン【EZノッターSS】を、従来品の半分以下の価格でリリース。まさにその時期に、フィッシングショーOSAKAが開催されたというわけです。

このへんは、フィッシングショーのために開発を急いだということもあり、一方で、EZノッターのおかげでフィッシングショーに出展するきっかけができたということもありで、タイミング的に運も良かったのでしょう。

関西地方をえらい寒波が襲った当日、会場のインテックス大阪は、朝から大変な熱気に包まれておりました。入場料1200円を払って釣具を見に出かけてくるというのですから、この数万人は生半可な釣り好きではないわけで、大昔の新聞的な定型文でいうと「不景気など、どこ吹く風」でありました。

居並ぶ巨大企業の豪華・絢爛・華麗なブースに比べると、わがブースはいかにもこじんまりとした手作り感あふれるものではありましたが、幸い、お客さんは絶えることがなく、新開発の【EZノッターSS】も好意的に受け入れてもらえたようです。

この週末は、パシフィコ横浜会場にも出展します。ちょっと体調がいまいちなのがナニですが、EZノッターのデモは福山氏におかませして、私はお客さんとの四方山話を楽しもうと思っております。

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コメント

知らなかったと思いますが、僕はEZノッターのユーザーです!
細糸用のブルーのです。
ちょっと使い方にコツがあるようですが、良いですね、これ。廉価版出たのは知りませんでしたが(^^;)。

他のノッターは、編み込んだ後の絞め込みが必要で、実はこの締め込みが一番重要なような気がするのですが、EZノッターは編み込み終了=絞め込み終了なのが良いですね。ここを強調して販売することを強くお奨めします。

釣り師みたいなことを訊きますが(^^;)、編み込んだ後のハーフヒッチって省略しちゃ拙いんですか? EZノッターなら最小限の止め結びしておけば問題ないんじゃないかと思うんですけど。

しんさん

ご愛用ありがとうございますm(_ _)m。

EZノッターは開発した福山自身が、当初、「これ、売れますかね」
という感じで、この人はモノに注意が向くとマーケット方面が
手薄になる傾向がある人なのですが^^;、私は一目見た瞬間に、
「ようやくニーズのど真ん中のものができた!」と喜んだわけです。

いくつか、天才的なひらめきがある製品だと思います。
PEラインではなくて、リーダーの方を編み込んでいく発想。
ただ糸を張るだけでなくて、スプリングで常にテンションをかけること。
3つ目のボビンを思いついたこと…。

FGノットにおける手の動きを、ここまで洗練された形で
モノとして仕上げてくるというのは、偶然にしてはできすぎですし、
発想というにもできすぎているようです。
本来あるべきいくつかのブレークスルーを、さっさと超えていってしまう
幸運に恵まれたということなのでしょう。

と、ここまで自社製品をほめていいのか^^;。

最後のハーフヒッチですが、FGノットの構造がそうなっているので、
手順もそのようにしているのですが、実際、各工程を10回もやる必要はなくて、
6回~8回くらいで十分なようです。
最後、止め結びだけでいいかどうかは、強度テストをしてみないとわかりませんけど。

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