2010年6月 6日

ボート釣りに行くこと

昨年の秋以来、ひさびさのボート釣りで門川へ。進水以来、ずっと船長をしてくれていた流星号さんがこのところ多忙となり、なかなか釣りに出ることができなったのだけど、あれから台風なども来ており、いったいボートはそこにあるのか、あったとしてエンジンはかかるのかといったところから心配をしなくてはならない。

幸い、ボートはそこにあった。汚れていたデッキもちょっとブラシで磨いただけできれいになったのだが、エンジンルームをのぞいてみると、そこは大浸水状態であり、ちょっとビルジが溜まったなといったレベルではなく、少なめに見て100リットルくらいの水が、暗い空間で波打っていた。

とりあえず灯油ポンプでキコキコと排水を試みるのだが、小さなバケツに5杯ほどすくってみても、さほど減ったようには思えない。こうなるとあきらめて船を出すしかないので、もうどんどん出る。今日の船長はあららさんだ。

ひさしぶりの門川湾は、やや濁り気味ではあったけれど、キスはそこそこ釣れた。たぶん40尾前後。ただ、昨年のように大きなのがいない。平均20cmくらいで、最大は25cmが1尾。

それから、タコのアタリが皆無であった。今年のフィッシングショーでデュエルの「タコやん」なるタコエギが発表され、これを現場で見て非常に心動かされたワタシは、4月末の発売と同時に仕入れていたので、一日、ボートから引いてみたのだが、かすりもしない。もっとも、タコが釣れる時はキス仕掛けにも頻繁にアタリがあるものなので、時期がちょっと早いか、例年より遅れているのかもしれない。

天候にも恵まれ、釣りは楽しかったのだが、沖で操船中に今度はエンジンがかからなくなる。というか、メインスイッチを入れてもセルモーターが回らない。どうもリモコンスイッチが接触不良を起こしたか何かして、ギアがニュートラルに入っている信号が送られないようだ。だもので、安全のためにセルが回らないのだろうと思う。まったく始動しないわけではなくて、1回でかかることもあれば、10回やってかからないこともある。

次に船を出す前に、この始動の問題とビルジの問題を片付けなくてはならない。ビルジは、とりあえず電動灯油ポンプで出せるだけ出して、手に負えないようならちゃんとしたビルジポンプを買わなくてはならない。雨漏りの原因になっていそうな部分を探して、埋める作業もいりそうだ。リモコンスイッチは、流星号さんに話してみたら「一度バラしてみましょう」ということだったので、そうする。うまくいくと接点復活材で解決するかもしれない。

そろそろ、オイルも換えないといけないし、船底塗装もやらなくてはいけない。どうも船の場合、こういうことは自分でやるもののようで、わからないことだらけなのだった。

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