鯛ラバを塗ること(2)
鯛ラバのオモリの色なんて、なんだっていいのである。それぞれが確信を込めて「こうだ」といってもいいし、もちろん「わからん」といってもいい。現時点では、何にも塗らない地のまんまと比べても、さほどの差はないかもしれないというくらいのことなのだけれど、モノゴトというのは始めてしまうと、ハズミがつくということがある。
というわけで、鯛玉の塗装をどのようにするか、半日考えていた(笑)。
なるべく楽をしたいという鉄のコンセプトは揺るぎないので、下地も塗装も水性塗料でやってしまうことにする。ちとあんまりな気もするが、宮崎は降灰のため油性だと干し場がない。うまくいかなければ、また考えれば良い。
そこで下地のホワイトとして、カンペの水性ウレタンガード・ホワイトを選択。オモリはそのままでは、うまく塗料が乗らないかと考えて、耐水ペーパー1000番で軽く水研ぎをした。これは不要かもしれない。
上塗り塗料は、なんとポスターカラーである。一応、蛍光レッドを買ってきたのだが、やたらに色数の多いシリーズなので、これが使えればこの先、楽しそうだ。ただ、最後のコーティングだけはしっかりした方がいいかもしれないので、エポキシコートをしてしまおうと思う。
鯛玉は、何しろ本体が釣り用のナマリであり、落とすたびに岩場にごつごつ当たるものでもあるので、ナマリが変形して塗料などはどんどん落ちるはずだ。だから、マニキュアのような柔らかな塗料で変形に耐えるという考えもあり、一方、エポキシで頑強にこしらえるという方法も出てくる。
メタルジグの高級品にあるように、手間をかければ塗装はいくらでも強くなるのだけど、そんなことをする気はないので、水性塗料で楽をして、最後だけエポキシで固めるという作戦だ。
本日の工夫は、写真のティッシュ箱乾燥器(笑)。直径2mmのコートされた針金を鯛玉に通して、思わずどんどん塗ってしまい、ちょっとした置き場はないかと周囲を見回したら、たまたまティッシュがあったという話なのだが、これは便利なので、今後も使うことになると思う。
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