おととい、新プロジェクターDLA-HD350が到着。さっそく何か感想を書こうかなと思ったのだけど、つい映画に引き込まれてしまって、忘れていた。つまり、それだけすごい画なのだった。 この3日間で観た映画は、『ベニイ・グッドマン物語』『
DLA-HD350とスクリーン
ここ数日、中古プロジェクターを探して、アバックのサイトをウオッチしていた。 候補に挙がったのは、三菱のLVP-HC3800(85000円前後)と、SONYのVPL-HW15(11万円前後)。タマ数も多いので、たぶんこのどちらかになる
DLPか反射型液晶か
色むらにより引退がほぼ確定したエプソンTW-600に続く次期プロジェクターは、DLPと反射型液晶の二択となってきた。DLPなら三菱のLVP-HC3800を新品で買ってもいいけれど、反射型液晶なら中古となる。今の新品は、現段階では不要
EMP-TW600の色むらについて
2005年10月に購入したエプソンのプロジェクターEMP-TW600も、動作時間が1000時間を超え、以前から気になっていた色むらが、もはや限界ということになってきた。 簡単にいうと画面の右半分が青くて、左半分が赤い。すでに色むら
ONKYO GX-D90を買うこと
MARK AUDIOのALPAIR6あたりでPCスピーカーを自作しようかと思っていたのだけど、この際、普通の市販スピーカーの音も聴いてみようということで、価格のわりには評判の良いONKYO GX-D90を買ってみた。ペアで1175
70hzのピーク
ふと思いついて、季刊「ステレオサウンド」155号・156号(2005年)をひっくり返してみた。この2号は、「試聴&測定で探る現代スピーカーの魅力」と題して、合計35機種のスピーカーの周波数特性やインピーダンス特性の実測データを掲載し
サブウーファーを考えてみる
今すぐにどうこう、というわけではないのだけれど、Blu-rayのロスレス音声をきちんと再生するにあたって、いずれはサブウーファーが必須になりそうなので、いろいろ考えてみた。 道は大きく二つに分かれる。アンプ内蔵の市販品を買ってきてぽ
PAサウンドにかなわないこと
今夜、山下洋輔ソロ&モア(宮崎県立芸術劇場演劇ホール)を観に行って、音のいいのに感心してしまった。 昔、オーディオマニアのちょっとした悪口で「ロックやポップスは、いずれにしてもPAの音だから...」というのがあった。ろくでもない機材
Frieve Audioのこと
ひさびさにあっと驚いた。Frieve Audioというソフトである。知っている人はとっくに知っているのだろうが、私は昨夜知って、「あれまー」といってのけぞった。目は喜びの波目だ。機能は多々あるのだが、まずmp3やwaveの再生ソフト
PCスピーカーの自作について
なんだか最近、youtubeやニコ動で音楽を聴くことが増えたので、こましなPCスピーカーを自作してみようかなという気になってきた。 まあ、パソコンで音楽を聴くというのは、オーディオ的には論外である。パソコン自体、ノイズのかたまりであ
溶岩ドーム
ものすごい不謹慎なことなのかもしれないが、新燃岳の噴火で出来た溶岩ドームの写真を見ていて、スピーカーのコーン紙に見えて仕方なかった。正確にたとえるとコーン紙というより、ハードドーム型か。 ただ、ドーム型スピーカーというのはせいぜい
PS3を買うこと
ようやくというか、ついにというか、PlayStation3を買った。もちろんこれでゲームをやろうというのではなくて、Blu-rayDiscを再生するためのプレーヤーである。 2005年12月にエプソンのTW-600というプロジェク
FE103En-S試聴のこと
フォステクスが突如としてリリースしたFE103En-S(限定800本)は、90年代に長岡鉄男設計のバックロードホーン、とりわけスーパースワンを作った人たちにとっては、まさに天恵となるべきユニットである。はずだ。と、多くの人が信じて
テレビ台兼用スピーカー(2)
さて、長岡鉄男師設計のテレビ台兼用スピーカー【凱旋門】の後継を考えるという壮大な話を、これから30分なり1時間なりでまとめる無茶をやろうとしているわけである。 まず、基本方針として、凱旋門があまりによく出来ているので、基本構造は踏襲
テレビ台兼用スピーカー(1)
昔むかしのその昔。長岡鉄男師が設計された【MX-127AV 凱旋門】というテレビ台兼用のスピーカーシステムがあった。長岡師は、おそらく70年代の4ch騒動に嫌気がさして、その反発もあったのかと思うのだけれど、1980年に4本のユニ
スーパースワンの作り方(3)
引き続き、Joe's(ジョー)さんのためのスーパースワン情報。たぶん、これが最終回になると思います。 ●組み立て方 長岡スピーカーは、ほぼ必ず、図面に組み立て順が記載してありますので、これに従ってください。順番を間違うと、途中で組み
スーパースワンの作り方(2)
スーパースワンの作り方の続き。以下、友人のJoe's(ジョー)さんに向けての情報をまとめます。 ●ユニット ユニットは、まさに奇跡のタイミングでフォステクスから、FE103En-Sというものが、3月に限定発売されることがわかったので
スーパースワンの作り方
2月13日の夜、フィッシングショーYOKOHAMA 出展のために横浜に滞在していたワタシは、ひさしぶりに古い友達のjoe's(ジョー)さんと会った。joe'sさんは本名をヒグチといい、ヒグチだからjoe'sだという今となってはなか
リアスピーカーその後
先日製作したFE108EΣのリアスピーカーR-101(ひょせんさん設計)は、マットブラックの塗装を施され、端子は半田づけし、ネジもちゃんと8本締め込んで、一応これで完成となった。 箱は完成しても音は完成に遠いわけで、反っているのを
TOPPING TP21のこと
音が出た瞬間、「あれ?」という感じだった。自分の耳がおかしくなったかな、と。普段聴いている金田アンプと、音の出方がそんなにちがわないのだ。というか、よく似ている。 以前、SONY TA-F333ESRと金田アンプを聴き比べてみた時
ヤマハNS-5きたる
オクサンがベースの耳コピーをするのに、iPodにイヤホンでは無理だというので適当なスピーカーを物色していた。作ってやってもよかったのだが、こないだリアを作ったばかりで疲労コンパイしており、そもそも、小型ブックシェルフの場合、価格性能
リアスピーカー完成のこと
うう、腰を痛めて眼鏡を踏み折ってしまったが、とりあえずリアスピーカー完成。バックロードホーンで、部品点数が26点あり、尺の長い部材が多かったので精度を出すのがむずかしかった。途中で精度を出すのをやめたから、気楽なものだったけど、ち
キャンセリング・マグネット
二六製作所というところに注文しておいたマグネットが届いたので、さっそくキャンセリング・マグネットの実験をしてみた。対象はスーパースワンに取り付けてある6N-FE108S。 キャンセリング・マグネットというのは、スピーカーを駆動する磁
リアスピーカーを作ること
2006年1月頃から、スーパースワンに合わせるリアスピーカーを何とかしなくてはなんない、と考えていた。考えてはいたのだが、なかなか決まらなかったのは、自作・既製品含めて、これといったものがなかったからだ。 長岡鉄男設計の「クレーン」
モアイへの道(2)
FE108Sによるスーパースワン(人気投票第1位である)を、15年ほど前に作り、以来、スワンはわが家のエースとして働いてきた。細かいことをいえば高域の伸びが今ひとつであるとか、中低音にもう少し解像度がほしいとか、不満点はないでもなか
モアイへの道(1)
長岡鉄男師が設計したスピーカーシステムに、SS-66「モアイ」というものがある。たしか、96年頃の『ステレオ』誌で、フルーティストの加藤元章氏の、相当、無理難題といえるリクエストに応じて設計した3ウェイのモニタースピーカーだ。 長岡
FE103Mに涙すること
夏の間、エアコンの風よけに棚の上に置いてあったスピーカーを聴いてみた。フォステクスのFE103M(メモリアル)一発の小型バスレフ。きわめてオーソドックスなバスレフで、最初から低音は欲ばらない設計。ただし、板厚はしっかりとって、10c
金田アンプのこと
ヤフオクで落とした生活向上委員会の『ダンス・ダンス・ダンス』というLPが届いたので(知る人ぞ知る名盤である。ただしCDは廃盤)、さっそく聴いてみようとしたら右チャンネルの音が出ない。 これまでも時々あったのだが、パワーアンプのスイッ
映画の重低音について
最近の、といっても、どのくらい最近なのかシカとはわからないのだが、とにかく最近の映画には重低音成分が大量に含まれている。 この重低音の定義がクセモノで、ピュアオーディオ的には大体80hz~120hzくらいのことを指すような気がする。
スピーカーについて
ここ15年ほど、市販スピーカーの世界から目を離しているうちに、どうも世間ではトールボーイ型のエンクロージャーが幅をきかせるようになっていた。 15年前は、小型2ウエイのブックシェルフが花盛りで、そいつを出来のいいスタンドに載せて鳴ら
スーパースワンの後継
深夜、CHAPさんから電話。 「オーディオベーシックに、フォステクスの10cm限定ユニットの記事が出てる。スーパースワンの後継ユニットにどうだ」 ふむ。考えてみると、わがスーパースワンは制作からすでに15年ほどの歳月がたち(ほんとか
フルハイビジョン化について
1年ほど前だったか、もう少し前だったか、次世代DVDの規格競争はブルーレイの勝ち、と書いたと思う。理由はネーミングにつきる。HD-DVD(High-Definition DVD)は、ただ規格をそのまま呼び名にしただけで、何の工夫もな
キングコブラ来たる
春の東風がびゅんびゅん吹く午後に、なんと、CHAPさんからキングコブラが届きました! 長岡鉄男設計のD-109「キングコブラ」。フォステクスの限定ユニット6N-FE88ESを片チャン2発使った首長バックロードホーン。ただし、このバ
WAVIO SE-U55SXを聴く
もともと、「昔オーディオ」に発熱してしまったのは、ちょうど1年前に入手した、「NHK全国学校音楽コンクールの歴史<昭和43年~昭和48年度・小学校合唱の部>」というレコードを、デジタルデータに取り込み、そいつを当時の友だちに聴かせて
KENWOOD KT-1100D きたる
そんなわけで、「昔オーディオ」に目覚めてしまったものだから、最近、毎日のようにオーディオ機器が届く。今朝は、KENWOODのチューナー、 KT-1100D だ。 今日び、チューナーというと、地デジだのCATVだのという話になってく
ステレオ7月号を読む
オーディオ雑誌『stereo』7月号といえば、かつて自作派マニアならどうしたって買わなきゃしょうがないというようなものだった。「工作人間特集」では全国のマニアの作品が載り、長岡鉄男は新作のスピーカーを5種~7種ほども発表し、常連の評
スピーカーをめぐる日々
昨日、オクサンがドラムを叩き、長女がブルーハーツの「終わらない歌」を歌っているのを、ぼんやり眺めていたら(長女はソンちゃんになりたいのか、ドラムを叩きたいのか不明)、フォステクスのFE108Sのオークションを逃してしまった_| ̄|○
リアスピーカーについて
わがせせこまシアターの次なるバージョンアップは、画ではなく音でいくことに決めた。画の方は、とにかく次世代DVDの決着を待つことにする。今のSD画質のままで、質のいいプロジェクターやプレーヤーを導入するという方向もあるのだけれど、フォ
ふたたびリアスピーカーについて
リアスピーカーが決まらない。それというのも、やはりこの方の実験の影響である。 スピーカーの自作において、低域をどうするか。どのようなレンジで、どのような性質の低域を求めるかというのが、設計のすべてを決めるといっていいのだが、この実験
EMP-TW600きたる
表題のプロジェクターが、昨晩わが家にやってきました。なんだか初めてマックSiを買った時の3分の1くらいの盛り上がりはありました。これは「相当盛り上がった」ということであります。 まず梱包及びマニュアル類ですが、非常に簡素なものでした
プロジェクターを買うこと
2年ほど前から迷っていたプロジェクター、とうとう購入してしまいました。とにかく映画を見なくちゃ、ということであるわけですが、きっかけと背景は以下の通り。 1.この春、やまさき十三さんとお会いして、やまさきさんと赤塚不二夫さんの対談集
金田アンプ帰還
白男川さんのところのALTEC 604-8Hと恋仲になり、そのまま駆け落ちしたかと思っていた金田アンプA級30Wが、本日、わが家に戻ってきた。白男川さんはGOA時代の金田アンプを新たに入手された由。 最近まで知らなかったのだが、この
SONY TA-F555ESL 来る
白男川さんのところから、 SONY TA-F555ESLが送られてきた。10年以上前、SONYがこれでもかの物量投入作戦で作ったプリメインアンプで、イワオのごときジブラルタル・シャーシが特徴。重さも30キロほどある。 これまで使って
クリスタルクリアファイン
クリスタルクリアファイン 次世代液晶プロジェクターの中心技術になりそうな開発のニュース。 「エプソンがクリスタルクリアファインを開発」 http://www.epson.co.jp/osirase/2005/050524.htm 新
パッシブプリ発注のこと
ラインアンプを探して1年になる。と書いたばかりだけど、ぼやけば道が開けるというのが得意のパターンでもあり、どうにか「これは」というものが見つかった。Yahoo!オークションでセレクターを自作・販売している人に頼んで、「セレクター+ア
ラインアンプを探して
適当なラインアンプを探して1年になる。いや、バッファアンプはなくてもいい。良質なセレクタとアッテネーターだけでもいいのだけれど、これがまったく見つからない。 うちには金田式(金田明彦氏設計)の、A級30Wの古いパワーアンプがあって、