2005年12月31日

EMP-TW600きたる

表題のプロジェクターが、昨晩わが家にやってきました。なんだか初めてマックSiを買った時の3分の1くらいの盛り上がりはありました。これは「相当盛り上がった」ということであります。

まず梱包及びマニュアル類ですが、非常に簡素なものでした。重さもクラス最重量ではあるのですが、本体が5kgほどですので、AV機器としてはあっけないほどのものです。

DVDレコーダーから映像をD端子で接続、音声はRCAでパッシブプリにつないで金田アンプ+スーパースワンで出力します。これらの接続も簡単。あっという間にDVDの再生が始まりました。設置、接続については何の問題もありません。

最初に、サイモン&ガーファンクルのライブを、対面の壁に 100インチほどで映してみました。さすがに通常のDVDを100インチにしてしまうと、そんなに良い画質ではありませんが、「画面が大きい」「周囲が暗い」ということからくる画面の吸引力は相当なもので、要するにほかのものが目に入らず、集中して見入ってしまう状態になります。

次に「スイングガールズ」「幕末太陽伝」と、今年のお気に入りの映画。映像モードは「シアターブラック1」が画面が落ち着いて良いようでした。また、肌色がデフォルトでは黄色がかっていましたので、ちょっと調整。フォーカスの甘さが指摘される機種でしたので、シャープネスは最大にしました。液晶で問題になる黒の沈みも良好で、ブラウン管とは比較になりませんが、十分に映画に入っていけます。

第一印象としては、機種による細かなちがいはあるとしても、100インチ以上の大画面は多少の粗さや欠点を無視してもかまわないほどの魅力がある、ということでしょうか。一方、プロジェクタで見た後にSONYの29インチを見ると、その美しさにはあ然とします。テレビってこんなに綺麗だったのねと。

最大の欠点は、夜でないと観られないこと(^_^;)。TW600は1600ルーメンと同クラス最高の明るさなので、適当な遮光で十分使いものになりそうですが、ぼくは昼間なら小さくてもブラウン管の美しさの方をとるかもしれません。

第2の欠点は、なまじ半端にオーディオだのをやってきているので、映画ではなく映像技師のように画そのものを見てしまう傾向があること(^_^;)。これは、この機種でできるかぎりの画を安定して作れるようになって、限界がはっきりわかるまで続くかもしれません。その点も、テレビは手を出せる範囲が狭いので楽なものです。

とりあえず、次の段階はHDMI端子のついたDVDレコーダーかプレーヤーを入手して、DVDをアップコンバートで観られる環境を作ることになると思います。その次はハイビジョンですが、画そのものよりもやはり映画が楽しく観られるくらいで満足しておいた方が、平和でありましょう。

スピーカーは、スーパースワンに代わって、手持ちのFE-168SSを使ったネッシーJrの製作を考えていたのですが、ちょうど壁の腰板から上の白い部分がグレースクリーンのようになっていて、ぎりぎり、スワンが邪魔にならないサイズに収まりましたので、これは5.1chへの移行時にしようと思います。

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