2011年10月24日

EMP-TW600の色むらについて

TW6001024.jpg

2005年10月に購入したエプソンのプロジェクターEMP-TW600も、動作時間が1000時間を超え、以前から気になっていた色むらが、もはや限界ということになってきた。

簡単にいうと画面の右半分が青くて、左半分が赤い。すでに色むらという範疇を超えて、3Dメガネの状態になっているわけで、映画を観る時など、それがカラー作品でかつ内容が十分に面白ければなんとかなるのだけれど、平凡な作品だと色の方ばかりが気になる。白黒作品であれば、もうお察しの通りなのであります。

これがランプの問題であれば、交換してもいいかなと思うのだけれど、どうもパネル自体の問題であるらしい。一説によると、透過式液晶プロジェクターは往々にしてこの症状が出るようで、また一説によると、電源コンセントを他の電気機器とタコ足にすることが、一因であるともいう。エアコンと併用などはもってのほかであるともいう。いずれも正確なことは不明。

まあ、2005年当時、新しいものに食いついたわけだから、多少のリスクは覚悟の上ではあったし、このTW600のおかげで、それまで無縁だった映画の世界を、多少とも知ることができたことではあるし、ちょうど時代もBlu-rayに移る頃合いでもあるので、買い換え期と割り切ることはできる。

けれども、工業製品としてどうなんだという気は、やはり残るわけです。実質の寿命が3年かそこらというのは(色むらが激しくなったのはそのくらいの時期)、ちょっとなあと。

で、次のプロジェクターだけれど、どうもこの業界は期待したほどには伸びなかったようで、2005年当時に登場した、エプソン、サンヨー、パナソニックと実力伯仲の720P機の後継機らしきものは、現在、市場には見当たりませぬ。価格コムのランキングを見ても、ほとんどが業務用ばかりで夢のないことになったものだと思う。

とりあえず、今、現実的な選択肢としては三菱のLVP-3800HC(2009年11月発売/12万円前後)くらいしかない。最新式の3D液晶だと25万円前後もする。その中間がすっかりないようなのだ。

三菱はDLPなので、レインボーノイズが気になるところ。これはチェックしてみないとなんともいえない。ほかにも何かあるかもしれないので、少し時間をかけて、次期プロジェクターの選定に入ろうかなと思う。

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