ホーンブロワー(1)-決闘-

フォレスターの『ホーンブロワーシリーズ』は、これこそ読まずに死ねるかといった海洋冒険小説の傑作。8枚組のDVDボックス、前から観たかったのだが、そこらのレンタル屋さんにはないので、わざわざぽすれんに入会したのだった。便利ですな、これ。 ほかにカテゴリーを作ってないので「映画」に入れておくけど、BBCのテレビドラマ …

猫がきた

二人の小さな娘が、それぞれ子猫を二匹ずつ抱えて、わが家の玄関先に立っていたとしたら、たいていの親はたちくらみがするにちがいない。 その4匹の子猫は、最初は5匹で近くの道路脇に捨てられていたのだが、情け深い一人の男の子が「なんとかしてみる」といって一匹を抱いて帰った。 残りの4匹をわが家の二人を含めた4人の女の子で抱 …

天草へ

ふと思いたって熊本の安藤博士さんに電話したのは、2週間ほど前のこと。その場で天草ミニオフの話がまとまって、この土日にかけて大矢野島へ出かけた。 宮崎からは九州自動車道松橋インターで降り、それから不知火町の干潟を左手に見ながら三角西港をめざす道のり。天草一号橋のたもとにある三角西港は、いわば天草の入り口にあたるところで …

映画>豚と軍艦

『豚と軍艦』(今村昌平監督/1961)。 いやー、重たい映画だったな。喜劇なんだろうけど、この観終わった後のどかんとくる重たい感じはなんなのだろう。 舞台は昭和20年代の横須賀。長門裕之が演じるチンピラが主人公。兄貴役の丹波哲郎ともども、何しろ若い。時代そのものも若いわけで、この世代の人たちというのはちょっとう …

映画>戦国自衛隊1549

『戦国自衛隊1549』(手塚昌明監督/2005)。 なんだか『亡国のイージス』や『ローレライ』とおんなじだなあと思ったら、原作者が同じ福井晴敏だった。 どこかおんなじかというと、「みずからも守れない国など破壊して作りなおせばよいのだ」と吠える軍人が反乱を起こすところ。台詞の主は、旧帝国海軍の大佐(ローレライ)だ …

映画>虎の尾を踏む男達

『虎の尾を踏む男達』(黒澤明監督/1945)。 義経一行の安宅の関越えにまつわる物語。というか、歌舞伎の勧進帳そのものであって、「旅の衣は鈴懸の~」というあの唄も、歌唱風に流れる。 弁慶役の大河内傳次郎と、強力役のエノケンの対比の面白さが見どころなんだけど、まあどちらもお見事。特に大河内傳次郎という人の風格、迫 …

映画>黄金狂時代

今年の3月15日はのっぴきならない日であって、大きなコンペと確定申告が重なった。しかも定期媒体の送りの真っ最中で、新しい仕事の立ち上げもあり、四つまとめて同時進行で気が抜けない状況なのだが、あと15分で「その日」になってしまう。 今、こうやって書いているから、山は越したのだろうか。どうなんだろうな。 そんなサナ …

野球>阪神・巨人オープン戦

甲子園のオープン戦を見るともなくみていたら、これがけっこう本気モードの試合で、特に主力が下がって若手組が出てきた後半は面白かった。 昨年は5位に沈んだあげく、清原に花道も与えられずに放り出して再生を図る巨人と、とぼけてるのかしたたかなのかわからない岡田監督率いる阪神の立場と実力差は、ここ数年間に完全に逆転。特に最近5 …

映画>レッド・オクトーバーを追え

『レッド・オクトーバーを追え』(ジョン・マクティアナン監督/1990)。 ジャック・ライアンシリーズは大好きで、確か全巻読んだと思う。ちょうど自分の子どもが幼稚園に行きだして、それまで「男」だったのが「父親」になり、生きることとか働くということが、そのまま家族を守ることであることに気づき始めた頃で(女は即座に「母 …