投手、工藤公康

工藤公康。と、こう名前を書くだけで、なんだかわくわくするのである。 西武、ダイエー、巨人、横浜、西武と渡り歩いたキャリアの中で、彼が所属する球団のファンであったことは一度もないのだけど、工藤が投げている試合はいつも見たかった。 投手というのは、野球というゲームの構造上、絶対の影響力をもつものだけれど、投手であれば誰 …

ヒットとは何か

日本シリーズ第6戦を6回から見た。部屋を暗くしてプロジェクターで映してみると、思いのほか地デジの画が綺麗なので、それにつられて見ていたら、なんだか昔の高校野球のような大熱戦となり、一寸先がわからない、ぐちゃぐちゃの展開となって結局ゲームセットの午後11時55分頃まで、釘付けだった。 この試合でもっとも印象に残ったのは …

青木真也と金本知憲

スポーツの噺を二題ほど。 朝、目が覚めてなんとなくネットを見ていたら、今日、ナッシュビルで開催されたSTRIKEFORCEが、全米地上波生中継されるとのこと。アメリカの格闘技イベントも盛り上がってるなあと思ってたら、なんと日本でもニコニコ動画で無料ライブ中継されるという。 ちょっと聞いたことがない話なので、さっそく …

原辰徳さんのこと

プロの選手が主体になって以来、監督の名をつけて呼ばれないことになった初めての野球全日本チームが、WBCで優勝した。世界ランキング不動の1位であるキューバを2度完封し、デレク・ジーター主将とデーブ・ジョンソン監督が率いるアメリカにも勝ち、最後は韓国を制しての優勝は、なかなかすごいことだと思う。 この一ヶ月間、いろいろな …

福留孝介メジャーデビュー

十何年か昔、オフクロが「コースケが、コースケが」と言っているので、何のことか聞くと、知り合いの息子にコースケという野球のうまい子がいて、今、PLに通っている。1年から4番を打つような選手でうんぬん、というような話だった。 そのコースケを初めてテレビで観たのは、たぶん1996年の春。アトランタ五輪をめざす全日本とミナソ …

古田敦也捕手の引退に

昨年の秋、ぼくはヤクルトスワローズの秋期キャンプが行われている、松山の坊ちゃんスタジアムの三塁側ダグアウトに座っていた。今年、二度目の首位打者と最高出塁率の二冠を獲った、青木宣親選手のインタビューのために、そこで練習を見ながら時間待ちをしていたのだった。 練習中、古田監督はじめチーム関係者は、一塁側ダグアウトに陣取っ …

松山へ

ヤクルトスワローズの青木宣親選手の取材で、松山の坊ちゃんスタジアムへ。といっても宮崎から直行便はなく、福岡で乗り継いで13日昼前に球場に着く。 広報の須藤氏(非常に迫力のある人なのだが、目は優しく、信頼できる相手とは本当の信頼関係を築けそうな、球団にとっては頼もしい広報だろうと思う)より、取材は練習終了後、三塁側ダッ …

川相内野手の引退に思う

川相昌弘内野手の引退が、ちょっと心にふれた。ものごころついて以来のアンチ巨人(の隠れ長嶋ファン)であったぼくは、川相がいくらバントをうまく決めようと、それがいつも完璧であればあるほど、たとえば敬遠の四球が決まるほどの興味しかなかった。 ノーアウト1塁で彼が出てくるということは、キャッチャーが打者の外側に立ち上がるほど …

野球>阪神・巨人オープン戦

甲子園のオープン戦を見るともなくみていたら、これがけっこう本気モードの試合で、特に主力が下がって若手組が出てきた後半は面白かった。 昨年は5位に沈んだあげく、清原に花道も与えられずに放り出して再生を図る巨人と、とぼけてるのかしたたかなのかわからない岡田監督率いる阪神の立場と実力差は、ここ数年間に完全に逆転。特に最近5 …