映画>アタゴオルは猫の森

『アタゴオルは猫の森』(西久保瑞穂監督/2006)。 三週間ぶりに映画を観た。その間、夜になると毎日のように気になっていたのだけど、つい飲んでしまったりとか、気持ちの準備ができなかったりとかで、なかなか態勢に入れなかった。大体、ふと気がつくと午前1時半で、それから寝ようとするのが3時、結局寝るのが4時半なんていう …

映画>戦艦バウンティ号の叛乱

『戦艦バウンティ号の叛乱』(フランク・ロイド監督/1935)。 まったく予備知識も何にもなく見始めて、しかもこの映画を『戦艦バウンティ』(1962)とばかり思ってたくらいだったのだけど、始まってしまえば18世紀末のイギリス海軍のお話。帆船の操作ひとつとっても非常にリアルで、すぐに引き込まれてしまった。 1787 …

殿山泰司と新藤兼人

『三文役者』(新藤兼人/2000)を観て以来、どうも毎日タイちゃんこと殿山泰司のことが頭から離れない。あれから、『三文役者の死(新藤兼人/岩波現代文庫)』と、『三文役者あなあきい伝』(殿山泰司/ちくま文庫)を「同時に」読み、そこで銀座の食堂お多幸の長男だったタイちゃんが家業を継ぐのがいやさに役者を志し、なんとか大部 …

映画>裸の島

『裸の島』(新藤兼人監督/1960)。 「オレとオカジ(乙羽信子)は、まるで天罰が降りたみたいに、毎日毎日水を運んだ」(『三文役者』/2000)。 雨が少なく温暖な瀬戸内式気候を生かして、島々ではだんだん畑でみかんやこく類などを栽培しています。と、オレは小学生の頃に学んだ。あの頃は優等な生徒だったから、今でもこ …

映画>三文役者

『三文役者』(新藤兼人監督/2000)。 昨年4月に続いて2度目。どうもこの映画はお気に入りになっているのだと思う。時々、思い出していた。 ここ数年、流通しているへんてこな「癒し」は脇において、この言葉について考えてみると、人はある種のバカあるいはバカな行為を目撃すると癒しを感じるというのはほんとのことである。 …

映画>ALWAYS 続・三丁目の夕日

5月16日からレンタル開始だというので、当日の朝に速攻借りてきた。いや、ほんとは朝8時頃にパンを買うついでにレンタル屋に行ったら、10時からですといわれて出直したので速攻というよりも一人時間差攻撃なのだが、とりあえずどうでもいい。 なんというのかな。若い日に、「ちくしょー、金さえあればなあ」といって、柱に頭を27 …

映画>レッドバロン

『レッドバロン』(ロジャー・コーマン監督/1971)。 第一次大戦の空のエース、フォン・リヒトホーフェン。80機撃墜という突出したスコアを持つ彼の名は、赤く塗られたフォッカーの三葉機とともに記憶される。 イギリスの作家レン・デイトンはこの時代の空戦と、その後の空軍のあり方を「単なる剣戟ごっこから一転して冷酷無惨 …

映画>さよなら、さよならハリウッド

『さよなら、さよならハリウッド』(ウディ・アレン監督/2002)。 かつてオスカーを2回も獲った大巨匠監督が、今は極寒のカナダで脱臭剤のCMロケ。それも途中でクビになって帰宅すると、ただ映画に出たいだけでひっついている若い恋人が、そんなに愛しているという風でもなく迎えてくれる。 ハリウッドのメジャー資本ギャラク …

映画>茄子 スーツケースの渡り鳥

『茄子 スーツケースの渡り鳥』(高坂希太郎監督/2007)。 劇場公開はしていないので、映画とは呼べないのかもしれない。大体、この頃は映画ってものの定義がよくわからなくなってきた。以前はフィルムで撮れば一応映画と呼んでいたような気もするのだが、今はデジタルで作るものも多い。一方で劇場公開アニメなんて言葉もある。こ …

映画>ナバロンの要塞

『ナバロンの要塞』(J・リー・トンプソン 監督/1961)。 ご存じ、アリステア・マクリーン原作。主人公は戦争ハードボイルド史上最高のヒーロー(ろくに読んでないが、これ以上つおい男がいるとは思えん)、不屈の男キース・マロリー。 前に一度観ているはずだが、このマロリー役が誰だったか思い出せなかった。アンドレアのア …