本>歴史はべき乗則で動く 『歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学』 マーク・ブキャナン著・ハヤカワ文庫 この本で学んだのは、「臨界状態(概念的な意味での)においては、平均が意味をなさない」ということ。そして、世の中のたいていのことは、この臨界状態・非平衡な状態にあるということ。 株価の動き、地震の規模、 … 2012/03/12 22:18 | 本・書籍 | Comments [0] |
本>ホーキング、宇宙を語る 『ホーキング、宇宙を語る』読了。1か月近くもかかってしまったのは、途中で寝ちゃうからである(笑)。しかし、良い睡眠導入にはなった。 ホーキングは、この本を「誰にでもわかるように」書いたことは明白なのだけれど(理論物理学の本なのに数式が一度も出てこない)、読み進めるのはそう簡単ではなかった。少なくとも一般相対性理論と不 … 2012/01/30 00:49 | 本・書籍 | Comments [0] |
北杜夫について この人が死んじゃったからには、何か書いておかなくては仕方ない。と思う。 15歳の頃に書き始めた日記には、あちこちのページに、手塚治虫のヒョウタンツギの絵が描いてある。 こんなのである。 たぶん、小6の時に読んだ「どくとるマンボウ航海記」に、「ヒョウタンツギに祈りを捧げる」というフレーズが出てきていたことに由来 … 2011/11/09 01:03 | 本・書籍 | Comments [0] |
本>津軽三味線ひとり旅 『津軽三味線ひとり旅』(高橋竹山)。 初版は1975年。竹山の聞き書きによる自伝。字数はさほど多くはないのだが、内容が凄すぎて、面白く読んだとか楽しめたとか、そういう感想で終われる本ではなかった。心の奥にあった、ほとんどこれまで鳴ったことがない梵鐘のようなものが、ぼくの中でゴーンと鳴ったという感じである。 幼い頃に … 2011/07/09 05:20 | 本・書籍 | Comments [2] |
岩城宏之を読んでみる 中学校から高校に上がる前の春休み、というのかなんというのか、とにかく中学の卒業式を終えて高校の入学式を迎える休みの間の春の日に、FMラジオから岩城宏之のトツトツとした声が流れてきたのであった。なんでも、「若い人たちへの...」みたいな番組だったと思う。 岩城さんは、 「人間なんて、しょせんたいしたことはできないと思 … 2011/04/27 17:17 | 本・書籍 | Comments [5] |
谷川俊太郎 コピーライターになりたいなあ、と漠然と考えていた80年代のある日に、ということは20代のある日ということなのだが、「鳩よ!」かなんかの雑誌に載っていた谷川俊太郎の『びわ』を読んで、何かものすごく視界が開けたような気がした。 ちょっと説明がいるだろうから説明しておくと、80年代中期に、なぜか日本では突如としてコピーライ … 2011/04/16 02:14 | 本・書籍 | Comments [0] |
本>方丈記私記 浸るような読書をしなくなって久しいのだが、寝しなに何かの活字がないと、わなわなと全身にフルエがくるという就寝時慢性活字中毒症が治ったわけではないので、そこらのものを手当たり次第に読むことは読む。 こんな風にあてどない読書なのだけれど、時々、いい本に出会う。堀田善衛『方丈記私記』。方丈記を読み返すついでに買っておいたも … 2009/08/22 03:48 | 本・書籍 | Comments [0] |
トマス・キッドの日々 男の夏は海洋冒険小説である。と、リキんでみるのだが、実はこのジャンルの作品はそう多くはない。しかも、ぼくの好きな18世紀英国海軍もの、となると、ぐっと少ない。だから、惜しみつつちょびっとずつ読んでいる。 この数週間は、英国のジュリアン・ストックウィンが執筆を続けている「トマス・キッド・シリーズ」。筆者は11巻まで書く … 2008/08/11 01:31 | 本・書籍 | Comments [3] |
本>文楽の「あばらかべっそん」 「あばらかべっそん」(桂文楽 旺文社文庫 1980)。あまりにも有名な文楽の芸談エッセイなのだが、ずっと絶版になっていて、ようやく読むことができた。 生い立ちから横浜の薄荷問屋での奉公時代、桂小南への弟子入り、後の師匠である五代目左楽、名人円喬、オンナの話、芸の話と盛りだくさんで読み応えがあった。正岡容による聞き書き … 2007/02/17 12:12 | 本・書籍 | Comments [0] |
本>ガダラの豚 『ガダラの豚』(中島らも 集英社文庫)。 なんとなく読みそびれていた。『今夜すべてのバーで』で、この人の小説家としての力量にたまげたものだけれど、この本では小説家以前に、もの書きとしての圧倒的な力とか、構成力、世界や人間への認識の深さのようなものにひったまげた。こんなもの書き、最近あまり見たことない。 この文庫版は … 2006/10/10 02:52 | 本・書籍 | Comments [6] |