月下美人、咲くこと

近所の人が「明日には咲くじゃろう」といって、持ってきてくれた月下美人が、見事に咲きました。 その昔、めちゃくちゃに忙しく立ち働いていた編集室のビルの最上階に、建物のオーナーのご老人が住んでいて、「月下美人が咲いたから見に来い」とお達しがありました。こちらは、若くて忙しいので花どころではなかったのだけど、大家といえ …

幻の歌 amar amando

3年ほど前に、こちらで書いたけれど、19の頃にレコードが手元から消えて以来、ずっと頭の中で鳴り続けていた曲があった。アマール・アマンドという。 パソコン通信に参加し始めた時は、ワールドミュージックの専門フォーラムでも質問してみた。インターネットになってからはAMAZON やYahoo!オークションや、海外のダウンロー …

映画>戦艦バウンティ号の叛乱

『戦艦バウンティ号の叛乱』(フランク・ロイド監督/1935)。 まったく予備知識も何にもなく見始めて、しかもこの映画を『戦艦バウンティ』(1962)とばかり思ってたくらいだったのだけど、始まってしまえば18世紀末のイギリス海軍のお話。帆船の操作ひとつとっても非常にリアルで、すぐに引き込まれてしまった。 1787 …

ものすごくずっと雨なのだ

キス釣りやアユ釣り、小アジの一本釣り、デキのハゼ釣り、新規開拓のテナガ釣りと、やりたいことが多いので(釣りばっかりだけど)、毎日のように週間天気予報を見ているのだけど、ここんとこ晴れマークがついたことがない。 5月28日に梅雨入りして以来、というか24日の天草オフで大雨に降られて以来、とにかくずっと「曇り時々雨」か「 …

ビジネス本を読むこと

もともと、あまり本を読まない。仮に13歳から読み始めるとして年に50冊のペースなら、とうに1500冊に達しているはずなのだけど、とてもそんなには読んでいない。 振り返るに、10代の頃はよく読んでいた。それもエンターテインメントなんか読む時間がもったいないと考えるような、非常に了見のセマイ読書であったため、SFを読み始 …

ねずみトランプ

子供たちが「銀くじらの干し物が食べたい」という話をしていた。 「あたしはセミ天定食、食べたい」 「しょり、しょりって」 「あいよ、セミ天定食いっちょう」 「紅まぐろは?」 「紅まぐろより、やっぱり銀くじらの干し物が」 「おれは、オクワ酒屋のリンゴ酒ってどんなんだろうって思ってたな」 「みんなでねずみトランプをして」  …

殿山泰司と新藤兼人

『三文役者』(新藤兼人/2000)を観て以来、どうも毎日タイちゃんこと殿山泰司のことが頭から離れない。あれから、『三文役者の死(新藤兼人/岩波現代文庫)』と、『三文役者あなあきい伝』(殿山泰司/ちくま文庫)を「同時に」読み、そこで銀座の食堂お多幸の長男だったタイちゃんが家業を継ぐのがいやさに役者を志し、なんとか大部 …

映画>裸の島

『裸の島』(新藤兼人監督/1960)。 「オレとオカジ(乙羽信子)は、まるで天罰が降りたみたいに、毎日毎日水を運んだ」(『三文役者』/2000)。 雨が少なく温暖な瀬戸内式気候を生かして、島々ではだんだん畑でみかんやこく類などを栽培しています。と、オレは小学生の頃に学んだ。あの頃は優等な生徒だったから、今でもこ …

内閣支持率

朝日の速報で福田内閣の支持率が19パーセントだという。大体20パーセントを割ってしまうと、解散なり総選挙なり、なんらかのアクションを求められるものらしいのだけど、森内閣(最低は9パーセント。日本国民は聡明だ)の時とちがうのは、内閣だけでなく自民党そのものの支持率が民主に肉薄されている、あるいはそろそろ逆転されている状況 …

映画>三文役者

『三文役者』(新藤兼人監督/2000)。 昨年4月に続いて2度目。どうもこの映画はお気に入りになっているのだと思う。時々、思い出していた。 ここ数年、流通しているへんてこな「癒し」は脇において、この言葉について考えてみると、人はある種のバカあるいはバカな行為を目撃すると癒しを感じるというのはほんとのことである。 …