フェザー級という奇跡

大昔。バーチェス頁岩ができた頃というくらい昔、おれは高校生だった。 ある日、まったく見向きもしてくれない女の子にほれたおれは、その子が同級生のベースマンとつきあっているという噂を聞いた。まあ想定内のことではあったにしても、少しくじけたことはくじけた。 それが下地になったのか、どうだったのか。ある日おれは、ボクシング …

自分を赦すということ

あー、なんか青いタイトルで申し訳ないなあ。 と、浅川浩二風に始まるわけですが。 こないだ、目を閉じて仰臥の姿勢で気功を受けていたら、何度か「あー、そーか」「あー、そーか」とワタシはあーそーか星人と化してつぶやいていたそうであります。頭の中はサトリの嵐だったのでしょう。 せっかくのサトリだったのに、それがなんだったの …

気功に行く

朝から予約してあった気功へ行く。気功といっても自分でやるのではなくて、肩こりとか疲労とかもろもろの事柄を癒すために、気功師にやってもらうやつで、こちらは受け身である。 2年ほど前に、首をひどく寝違えて3週間ほど苦しんだことがあり、整骨院その他で徐々に快方には向かっていたものの、鏡に映る自分の姿はひどいものであった。痛 …

中野重治

真夜中になって 風も落ちたし みんな寝てしまうし 何時頃やら見当もつかぬのに 杉の木あたりにいて じいっというて鳴く じつに馬鹿だ 中学生の頃、いずれはこんな詩を書けるんだろうなと思っていたわけです。 後年、久留米の丸山豊の最後の弟子(自称)になり、「君は、詩を書きなさい」とありがたくも言われ続けながら、ついに …

だっすぃを作ること

友だちのブログで、東北に「だっすぃ」という食べ物があることを知った。その記事のコメントで、山形に「だし」と呼ばれるものがあり、おそらくこれであろうという指摘があった。 茄子と胡瓜とおくらを刻んで、だし汁に漬ける。夏の即席漬けのようなものだろうと想像する。「だし」とわざわざ宣言して名に負わせるからには、「だし」が貴重な …

梅雨明けかな

7月2日、奄美地方が梅雨明けしたわけですが、こちら宮崎も当日から雨らしい雨は降らず、週間予報を見ても向こう1週間、晴れマークが続いているわけで、こりゃ気配としては梅雨明けなのかなと。 鮎師のハシクレであるワタシは、梅雨入り・梅雨明けにはだいぶ敏感でありまして、「南九州の梅雨入りは6月1日、梅雨明けは7月15日」と、い …

月下美人、咲くこと

近所の人が「明日には咲くじゃろう」といって、持ってきてくれた月下美人が、見事に咲きました。 その昔、めちゃくちゃに忙しく立ち働いていた編集室のビルの最上階に、建物のオーナーのご老人が住んでいて、「月下美人が咲いたから見に来い」とお達しがありました。こちらは、若くて忙しいので花どころではなかったのだけど、大家といえ …

ものすごくずっと雨なのだ

キス釣りやアユ釣り、小アジの一本釣り、デキのハゼ釣り、新規開拓のテナガ釣りと、やりたいことが多いので(釣りばっかりだけど)、毎日のように週間天気予報を見ているのだけど、ここんとこ晴れマークがついたことがない。 5月28日に梅雨入りして以来、というか24日の天草オフで大雨に降られて以来、とにかくずっと「曇り時々雨」か「 …

ビジネス本を読むこと

もともと、あまり本を読まない。仮に13歳から読み始めるとして年に50冊のペースなら、とうに1500冊に達しているはずなのだけど、とてもそんなには読んでいない。 振り返るに、10代の頃はよく読んでいた。それもエンターテインメントなんか読む時間がもったいないと考えるような、非常に了見のセマイ読書であったため、SFを読み始 …

ねずみトランプ

子供たちが「銀くじらの干し物が食べたい」という話をしていた。 「あたしはセミ天定食、食べたい」 「しょり、しょりって」 「あいよ、セミ天定食いっちょう」 「紅まぐろは?」 「紅まぐろより、やっぱり銀くじらの干し物が」 「おれは、オクワ酒屋のリンゴ酒ってどんなんだろうって思ってたな」 「みんなでねずみトランプをして」  …