映画>真夜中の弥次さん喜多さん

『真夜中の弥次さん喜多さん』(宮藤官九郎監督/2005)。であります。 「紙みたいにぺらぺらの江戸」を抜け出して、「リヤルを求めて」お伊勢様へてめえ探しの旅に出かけた弥次さん(長瀬智也)喜多さん(中村七之助)。その二人は「ホモ」であり、喜多さんはヤク中でもあった。 いやー。こんな馬鹿映画は初めて観ました。 視 …

映画>危し!伊達六十二万石

『危し!伊達六十二万石』(山田達雄監督/1957)。あやしさ100%のタイトルだけど、どうしてどうして、なかなかの傑作。伊達藩のお家騒動もの。嵐寛寿郎の超悪役ぶりに、客(ぼくだ)は激しい「こいつどうしてくれようモード」に突入。幕府大老まで陣営に巻き込んでの万端ぬかりなき悪役ぶりが、終盤のカタルシスを盛り上げる。  …

映画>姿三四郎

『姿三四郎』(黒澤明監督/1943)。公開前に検閲によって1800フィートも削除されてしまい、戦後も修復がかなわなかったため、永遠の不完全版となってしまった。黒澤監督23歳のデビュー作。 娯楽作品を本気で作るのも大変な時代だったろうし、そもそも不完全版なのだから、ずいぶん割り引いて観ることになる。いろいろ、黒澤ら …

映画>観なかった理由

こうやって毎晩のように映画を観ていると、まるで映画好きのようだけど、まだそんなに好きじゃないんだろうと思う。その証拠に映画館に行かない。だから友達と映画の話もできない。なぜ映画館に行かないのかというと、単にそういう習慣がないということ。なかなかミコシが上がらない。 なぜ今まで、まったく映画を観なかったのかなと考え …

映画>ローレライ

『ローレライ』(樋口真嗣監督/2005)。また潜水艦ものだ。『眼下の敵』、『U-571』とはだいぶ毛色がちがって、これは戦場を舞台にしたSFスペクタクル。というか、アニメと呼んだ方が早いのか。 構想は壮大、役者もいいし、カメラもいい。艦内の所作などの考証もちゃんとしようという姿勢も感じられる。ただ、どうにも台詞が …

映画>博士の異常な愛情

『博士の異常な愛情』(スタンリー・キューブリック監督/1964)。 えー、つまり。とある米空軍基地の将軍が、おそらくは核への恐怖からアタマがおかしくなり、34機のB52に平均40メガトンの核爆弾を搭載してソ連への攻撃命令を出すわけです。もちろん越権行為なのですが、作戦マニュアルによってミッションキャンセルの暗号通 …

映画>大砂塵

『大砂塵』(ニコラス・レイ監督/1954)。中学三年の頃、友達から西部劇の主題歌を集めたLPレコードをもらって、けっこう気に入って聴いていた。今でもクローゼットのどこかにあると思うけれど、レコードプレーヤーがない。 そのレコードに「ジャニー・ギター」が入っており、この曲が『大砂塵』という映画の主題歌であることを知 …

映画>たそがれ清兵衛

図らずも今夜は真田広之豪華二本立てになってしまった。たそがれが真田であったことは知っていたけれど、イージスが真田であることは知らなかったので、まったく偶然。そういえば数日前は、『麻雀放浪記』で20年前の真田を観た。 どうもいい役者で困る。映画としても、前半は小津安二郎のごとく「大したことは起こりそうもない感」の中 …

映画>亡国のイージス

こんなに新しい映画を観るのはひさしぶりのような(^_^;)。 最新鋭のイージス艦が北朝鮮と思わしき革命同志の皆さんと呼応した海上自衛隊の志士の皆さんによって乗っ取られ、東京を完全に滅ぼしてしまう最新鋭爆弾を打ち込むぞという話になり、それを阻止するために米国から秘密裏に譲り受けた最新鋭爆弾を、最新鋭戦闘機によって投 …