ヤマハNS-5きたる

オクサンがベースの耳コピーをするのに、iPodにイヤホンでは無理だというので適当なスピーカーを物色していた。作ってやってもよかったのだが、こないだリアを作ったばかりで疲労コンパイしており、そもそも、小型ブックシェルフの場合、価格性能比でメーカー製に勝つのは容易でないので、おとなしく中古を探すことにしたわけである。 作 …

リアスピーカー完成のこと

うう、腰を痛めて眼鏡を踏み折ってしまったが、とりあえずリアスピーカー完成。バックロードホーンで、部品点数が26点あり、尺の長い部材が多かったので精度を出すのがむずかしかった。途中で精度を出すのをやめたから、気楽なものだったけど、ちゃんと作ろうとすればハタガネが必須だろうと思う。 ついさっき完成して、部屋もご覧の通 …

キャンセリング・マグネット

二六製作所というところに注文しておいたマグネットが届いたので、さっそくキャンセリング・マグネットの実験をしてみた。対象はスーパースワンに取り付けてある6N-FE108S。 キャンセリング・マグネットというのは、スピーカーを駆動する磁石に、同極を向き合わせて別の磁石を背負わせてやることによって、外部に漏れる磁界を打ち消 …

リアスピーカーを作ること

2006年1月頃から、スーパースワンに合わせるリアスピーカーを何とかしなくてはなんない、と考えていた。考えてはいたのだが、なかなか決まらなかったのは、自作・既製品含めて、これといったものがなかったからだ。 長岡鉄男設計の「クレーン」というリアスピーカーがあって、もともとスワンに合わせることを念頭に設計されたものである …

モアイへの道(2)

FE108Sによるスーパースワン(人気投票第1位である)を、15年ほど前に作り、以来、スワンはわが家のエースとして働いてきた。細かいことをいえば高域の伸びが今ひとつであるとか、中低音にもう少し解像度がほしいとか、不満点はないでもなかったのだが、10cmフルレンジとしては、まさに奇跡の設計であり、奇跡の音であったと思う。 …

モアイへの道(1)

長岡鉄男師が設計したスピーカーシステムに、SS-66「モアイ」というものがある。たしか、96年頃の『ステレオ』誌で、フルーティストの加藤元章氏の、相当、無理難題といえるリクエストに応じて設計した3ウェイのモニタースピーカーだ。 長岡師の3ウェイというのは、作例がないこともないのだが、何しろ自作で使えるスコーカーにろく …

FE103Mに涙すること

夏の間、エアコンの風よけに棚の上に置いてあったスピーカーを聴いてみた。フォステクスのFE103M(メモリアル)一発の小型バスレフ。きわめてオーソドックスなバスレフで、最初から低音は欲ばらない設計。ただし、板厚はしっかりとって、10cmユニットにしては重量級の箱に入っている。 何年か前、勝三郎さんが遊びに来てこの音を聴 …

金田アンプのこと

ヤフオクで落とした生活向上委員会の『ダンス・ダンス・ダンス』というLPが届いたので(知る人ぞ知る名盤である。ただしCDは廃盤)、さっそく聴いてみようとしたら右チャンネルの音が出ない。 これまでも時々あったのだが、パワーアンプのスイッチを入れ直すとうまくつながったりしたので、何度もオン・オフしてみるが、今日という今日は …

映画の重低音について

最近の、といっても、どのくらい最近なのかシカとはわからないのだが、とにかく最近の映画には重低音成分が大量に含まれている。 この重低音の定義がクセモノで、ピュアオーディオ的には大体80hz~120hzくらいのことを指すような気がする。シスコンなどで「重低音がすげー」という時は、もっとずっと上の帯域、大体120~200h …

スピーカーについて

ここ15年ほど、市販スピーカーの世界から目を離しているうちに、どうも世間ではトールボーイ型のエンクロージャーが幅をきかせるようになっていた。 15年前は、小型2ウエイのブックシェルフが花盛りで、そいつを出来のいいスタンドに載せて鳴らすと、素晴らしい音場感が楽しめるのだという、そんな方向だった。今にして思えば、それは8 …