2010年4月12日

映画>のだめカンタービレ最終楽章・前編

『のだめカンタービレ最終楽章・前編』(武内英樹/2009)。

昨年12月に封切られて、宮崎では先月まで上映していたのだが見逃していた。ドラマ版は知ってはいて、DVDも何枚か借りたこともあるのだけど、その時も忙しかったりして見逃しており、先月になって集中的に見て、相当熱中した。

だもので、前編を見ないままに後半を見なくてはならないのかと思っていたら、4月17日の後編封切り直前になって「復習上映」ということで前編をやるという。とにかく今週いっぱいしかないので、速攻、見に行った。以下、窓口での会話。

「のだめ1枚」
「後編の前売り券はお持ちですか?」
「いや」
「前売り券があると、前編はお安くなります」
「じゃ、お願いします」

ということでチケット売り場で買ったチケットを持って窓口へ行くと、なんと、1800円が500円になった。前売り券も1300円だったから。ちょうど当日券1枚分の料金で、2本観られる計算になる。これは宮崎セントラルだけなのか、また会員カードを持っているせいなのか不明。とにかくお得であった。

最終楽章とはいえ、映画になったのはこれが初めてであって、まったく予備知識なしでこれが楽しめるのか、よくわからない。どうもコミックの段階で社会現象とまで言われた作品であるらしく、さらにドラマでも大変な人気だったらしいので、そういう心配はいらないのか。

ヨーロッパへ渡ったのだめは、コンセルバトワールでピアノの修業中。千秋は地元パリで低空飛行中のオケの常任指揮者となる。同じアパートに住んでいるのだが、音楽的に一緒になにかをするということはない。一緒に食事をするシーンすらない。夢の共演は後編のお楽しみということで。

作品の出来不出来についてはノーコメント。良かろうが悪かろうが、のだめファンなら観なくては仕方ない映画だし。まあ、有り体にいうとTVドラマ版とそんなに変らない完成度で、劇場版だからこここがすごかった、というようなところは、あんまり思い出せない。

見過ごせない不満としては、画質が悪すぎる。映画館のシステムに問題があるとは思えないのだが、家のプロジェクターで画質のよくないDVDを観ている程度の解像度だった。一昔前の映画のDVDでも、これより画質がいいのはいくらでもある。ヒットは間違いない作品なのだから、このへんはもう少しお金をかけてほしかった。

後編の前売り券を買うと、先着10万名にプリごろ太ストラップがもらえたそうなのだが、すでに遅し。しょうがないから、マングースのストラップでも買うかな。

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