2010年4月 3日

映画>アバター

『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督/2010)

いつもなら話題作といえどもDVDになってから家で観ることが多いのだが、数日前に、3D版を観るなら映画館でやってるうちでないと仕方ないと気づいて、あわてて観に行った。なんども今年は3D元年だそうで、3Dテレビも今後続々と発売になる模様。すべては、この空前の大ヒット作品がきっかけなのだそうな。

映画史上最大のスーパーヒット作だから、ストーリーは割愛する。3D映像というものは、これまでもテーマパークのアトラクションなどで何度か観たわけだけれど、この作品のは、飛び出す3Dというよりも、むしろ奥行きの精緻さが印象的だった。冒頭の、主人公がカプセルで目を覚ます宇宙船内部のシーンからして、見たことのない奥行き感だった。

試しにメガネを外してみると、従来の3D映像のように色が重なって見づらいというほどのこともなく、なんだか出来の悪いテレビで観ているほどの感じ。ちなみに、着席と同時にポップコーンを盛大にこぼして、あわてて掃除をしている間に3Dメガネがどっかいってしまい、再びメガネを借りに行っている間に映画は始まりかけていたという状況で、どうも相変わらず落ち着きがなくて困る。

ことさらに3Dを強調することもなく、映画が始まってしまえば、映画そのものの面白さに引き込まれていける。キャメロン監督は、96年にはこの映画の構想を発表し、理想的な3Dのために自分でも機材を開発するなどしたらしい。長い時間と執念のタマモノであるだけに、とても良質な映画になっていた。

2D版でも十分に魅力的だろうと思われるけれど、やはりこの映像を観てしまっては、もう後には引き返せない気もする。ひさしぶりに「21世紀」という懐かしいフレーズを思い起こすほどの革命。これから、すべての映像メディアは、なんらかの形で3Dを志向するのではないかなと思う。

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コメント

JUNさん ひょせんです

話題の「アバター」、3D版をわたしも観ましたよ。最初は、3Dだからってことで観に出かけたんですけど、内容の充実ぶりはさすがジェームス・キャメロンだと思いました。
これまでの2D映画だと、スクリーンは幅10メートルもあれば「大画面だなぁ~」という満足感がありましたけど、アバターの映像アングルの構成の仕方の影響もあるでしょうが、3Dだと映像が視野の大部分を占めるのが当たり前という感じで、2D映画よりも何歩も現実の視覚に近付き、幅10メートルでもそんなに大きく感じないという印象を受けました。
アバターは早くも今月中に2D版のDVDやブルーレイが発売され、通常ならそれまでに上映が終了するものなのですが、アバターではそれさえも3D上映されている映画館に人を呼び込むための宣伝材料となるんじゃないかと思います。タイタニックも1年以上映画館にかかっていましたけど、アバターはそれ以上になるかも。

ところで、3Dの表示方式にも何種類かあるようで、わたしが観た映画館では、3Dメガネが信号(電波か赤外線)を受信し、映像と連動して両目のアクティブ・シャッターが作動する方式でした。この他に、メガネには電源はなく、ふつうに掛けるだけで3Dになるという方式があり、先日地元の放送局を見学した折に見た韓国・ヒュンダイ製の3Dテレビはこのタイプで、わたしが映画館で観た方式より明るくカラフルでした。
国内メーカーも今月から続々3D対応家電を出してくるようですが、わたしが今使っている機器ではまったく3Dは楽しむことができないので、結局、テレビもレコーダーもプレーヤーもプロジェクターも、HDMIケーブルをAVアンプにつないでサラウンドしている場合にはAVアンプまでも買い替える必要があるなんて、ため息です・・・。

気が滅入るので話を変えて、「午前10時の映画祭」という全国的なイベントを隣町の映画館でもやっていて、「レインマン」を初めて映画館で観てきました。(なぜかうれしいことに、朝10時のほかに夕方6時からの上映がありました。)思えば、DVDプレーヤーを導入して初めて買ったソフトも「レインマン」でしたが、家では何度も観たことがあるのに、いざ映画館で観るてみると、グッとくるツボが微妙に違うんですね。

ひょせんさん

どうもこちらにまでコメントをありがとうございます。私は、長いこと映画音痴で、映画についての経験と知識がまったく欠落したままだったのですが、数年前にやまさき十三さんという漫画原作者の方に「下落合シネマ酔館」という、ご本人と赤塚不二男さんとの映画の対談集をもらったところ、これが面白くて、そこまでいうなら観てみるかと、プロジェクタを買ったのでした。ですので、「レインマン」も観ておりませんで…。
http://jun.fishing-forum.org/2005/05/post-203.html

で、いざプロジェクタで映画を観ることを始めてみると、スーパースワンが大活躍でありまして、やはり映画というソフトでもフルレンジの良さが生きるものですね。まだマトリクスではなく純2chで視聴していた時、潜水艦内部の映像で、ディーゼルエンジンの何かがカラカラ回る音が、自分の右斜め後方、高さ2mほどのところに定位したのは驚きました。そこは窓の外の空間のはずだったので。

3D時代のプロジェクタ周辺機器というのは、どうなるのでしょうね。ソフトさえ充実すれば、案外早く出そろうような気もするわけですが。

わたし、なんだか最近、JUNさんのブログを荒らしているようで、恐縮です。
わたしも映画は観たものしか知らないので、作品や俳優だけでなく製作スタッフまで含めてあらゆるジャンルの映画を事細かなところまで語れる映画評論家のみなさんが、いかに多くの映画を観て研究しているかを考えると、感心すらしてしまいます。ちなみに、JUNさんが先日ブログに書かれた「カンフー・パンダ」もまだ観ていません。(^^;

今後3D映像は急速に広まりそうですね。とりあえずテレビ番組だけなら3Dテレビを買えば楽しめますし、多分来年の今頃にはブルーレイ3Dソフトのレンタルも始まっていると思います。次のサッカー・ワールドカップは、すでに3Dで映像配信されることが決まっているそうです。国産のデータ・プロジェクターでもすでに3D対応機種が出ていますから、ホームシアター用のフルHDの3D機種も割りと早く発売されると思います。

普通のプロジェクターで3Dっぽい映像を楽しむ方法があって、ごく短い時間しかできませんが、近くの被写体と背景の距離差が大きな映像を片目で見ると、前に飛び出すことはありませんが、がぜん奥行き感が増大して立体的に見えてきます。カメラの単眼レンズで撮影した映像を片目で見て脳に伝達すると、脳内で両眼で見た映像に変換してくれるようです。ま、半分はまやかしみたいなものですが。(笑)

スワンでのサラウンド体験ですが、わたしもスワン2本だけで鳴らしていた頃、FM放送の「音の風景」という生録番組を聴いていたら、天井のはるか上(上空5キロくらいの感じ)を、右斜め後ろから左斜め前に向けて一直線に飛行機がゆっくり飛んでいく様子が見えました。驚いて顔を上に向けてもその様子に変化はなく、まさに狐につままれたようで、ステレオ再生のすごさの一端を思い知った瞬間でもありました。

市販のマルチウェイ・スピーカーを原点に位置付けると、スワンのような点音源のバックロードは「ソフトの内容を誇張している」という説明をして他人様に分かってもらわないといけませんが、、逆にスワンを原点に置くと、市販スピーカーは様々なリミッターで抑圧されているわけで、音場の広さだけにとどまらず、映画では日常生活で人が最も意識して聞く人の言葉の表情がとても大切ですから、元来アナウンスの拡声用に作られたフルレンジのメリットを最大限に発揮させたスワンが、悪かろうはずもないですね。(^^)

ひょせんさん

いえいえ。もともと、読み手の少ないブログですから、コメントをいただけて喜んでおります^^。

ちょっと調べてみましたが、3D環境は各社一斉にスタートダッシュから、すでに全速で第一コーナーを回ろうかという段階に入っているようですね。3Dプロジェクタだけでも、国外ではもういくつか出ているようですし。

プロジェクタをフルハイビジョン化しようかなと、ぼちぼち考えていたところだったのですが、3Dが予想以上に早そうだと、買うタイミングがむずかしくなってきました。ソフトの方は、そう速くは追いつかないだろうから、まあ、いいかな。いや、しかし、3Dプロジェクタでも2DのDVDは観られるだろうしなと、またひとつ悩みを抱えてしまいました^^;。やっと、ブルーレイソフトが、どうにか出てきたところなのに、ちょっと展開が早すぎますね。

私の方は、FE103En-Sが到着したものの、半田ごてだのドライバだのが入った工具箱が丸ごと、どっか行ってしまっていて、まだ試聴できないところです。これが、スーパースワンの後継ユニットになれそうなら、現用の6N-FE108Sを使って、センタースピーカー(D-118?)でも作ろうかなと思っています。

あとはPS3と手頃なAVアンプでも買って、ブルーレイの画と音がどんなもんだか、ちょっと試してみようかなと。

JUNさん ひょせんです

メーカーから3D対応機器の発売が発表される前までは、わたしもフルHDプロジェクターの導入を考えていたのですが、意外と早い時期に発売が決まってしまったので、現在買い控え中です。薄型テレビは、さすがにあと1年もすれば、買換え需要を先取りしたエコポイント制度も終了してしまい、制度の効果が高かった薄型テレビはその分売り上げがガクッと落ちるはずですから、メーカー側としては今年中に是が非でもドル箱になる見込みの3D機器の周知を行いたいのでしょうね。

ブルーレイはSONYのローコスト・プレーヤーを使っていますが、フルHDのプロジェクターでなくともDVDとはかなりの差を見せてくれます。PS3なら今後のバージョン・アップで3Dにも対応するそうですから、先行投資の効果が高そうですね。

FE103En-Sですが、手元にFE108Sが6発(元のまま、中型マグネット接着、大型マグネット接着が各1組ずつ)もあり、どれもまだちゃんと音が出ているので、どうしたものかと手をこまねいていたら、第1回目の受付が終わってしまいました。(^^; あと10日間で決断せねば。>自分

センター・スピーカーですが、映画用もメイン・スピーカーがスワンでしたら、センターも10センチ1発が妥当ですけれど、メインを先日のFE168SSのトールボーイ・バックロード(仮に「BH-1618SS」としましょう)にする場合だったら、余る予定の10センチ・ユニットを2発とも使ってセンター・スピーカー作ると14センチ口径相当になるので、それで十分バランスしますね。サウンド傾向のことを考えると、メインがスワンにせよBH-1618SSにせよ、センター・スピーカーのホーン開口は正面にはないほうが良いと思います。

でもそれ以前に、スワンは映画サウンドのように音を重ね合わせて作っているソースでは、音像がスピーカーの奥に展開する傾向が普通のスピーカーよりも強くでますが、BH-1618SSではキャビネット形状とユニットの口径との違いで、大抵のソースで前に出てくる音になり、音像も厚みがあり低音のエネルギーが多い場面でも音が安定しますから、よほどスクリーンのセンター・ラインからずれて視聴するのでなければ、センター・スピーカーの必要を感じさせないかもしれません。

センターを使わない場合、映画鑑賞時にも前方のスピーカーはすべて金田式アンプで鳴らせるので、その点でも音質的に俄然有利だと思います。
メインは金田式、センターはAVアンプだと、ちょっと音質のバランス的に辛いかも・・です(せっかくセンターを追加したのに、センターが引っ込んだままに聴こえるとか・・・)。
かといってメインまでAVアンプで鳴らした音は、さらに辛いかも・・・。
もっとも、先日来「パルテノン(仮称)」のほうに気を取られて、BH-1618SSのほうはあれから手付かずです・・・(^^; パルテノンのほうは現在新FFシリーズの仕様待ちの状態ですから、ぼつぼつ手を付けてみようと思っています。

映画の話題が、すっかり機械の話になっちゃいましたね。(^^)

ひょせんさん

スワンを長く使っていると、もっと音が前に出てこないかなあ。低域がフワッではなく、ズシンとこないかなあ。いっそウーハーつきのシステムをひとつ調達しようかなあと思うこともありますね。バッフル最小、軽量・敏感振動板の恩恵を受けながら、時にバッフル効果や重い振動板が懐かしくなるのですから、こういうないものねだりを繰り返していくのでしょう。ほんと、時々、JBL4312XPの音が懐かしい時があります^^;。あれも、オモシを載せればそれなりに楽しそうで。

センタースピーカーは、当初、5chマトリクスでやってみようと思います。AVアンプと金田アンプの件は悩ましいところですが、理想を追うと果てしない話になってしまうので^^;、すでに心の中ではどんな妥協でも受け入れる覚悟はできております^^;。

とりあえず最新のフォーマットの音の展開ぶりを試してみて、ナニの時はマトリックスに戻るかもしれません。まあ、つまみぐいといったところなのですが、相当、音響のいい映画館でも、音だけに限れば自宅で凌駕するのはむずかしい話ではない感触なので、やりながらポイントを見つけていけるかもという気もしています。

BH-1618SSは魅力的なのですが、今のところスワンの行き場所がないのですよね。あれを片チャンだけセンターで使うのも、もったいないですし…。

PS3がバージョンアップで3D対応可というのは朗報ですね。まずは、これからかな。

しかし、こんな風に新しいフォーマットが、それも確実に希望のもてそうなフォーマットが次々に出てくるのは、ひさしぶりですね。一気に時代が動き始めたような感じがします。

先日、やっと子供達と見てきました。

3D・・・というのには興味があったのですが、ストーリーが少し子供っぽい・・という周りの者の評判もあって二の足を踏んでおりました。どちらかといえばロードオブザリングのようなストーリーのイメージでいたので(ロードオブザリングは面白いよ!・・・っていうことで3部纏めてみようと試みたことがあったのだけど、一話目の途中で挫折しました。)、どうもメルヘンチックなアドベンチャー物は苦手な私としてはそう思っていました。

で、まあ、子供らが以前より見たい・・ということを言ってたのと、どこかに連れて行く・・というタイミングがうまく重なったので^^;、それならアバターでも行こうか・・・となったのでした。

感想といえば、思ったほどいやなストーリーではありませんでした。特に感慨深い物ではありませんでしたが、ストーリーその物より、シーンの背景や作り方に感動しました。また3Dも奇をてらったものでなく、映画の最初から最後まで嫌みなく見ることができて、かつ、臨場感をとても面白く体感できることができるものでしたね。これを一度味わってしまうと、2Dの映画が物足りなくなってしまうでしょうね。ということからか、今後予定されてる映画の予告を見れば、結構3Dが多くなってきておりますね。欲を言えば、メガネ使用者に対してももう少しそれなりの3Dメガネを用意して頂ければありがたい。現在もクリップ式のがあるようだが、300円の追加料金となってましたね。

テレビも、今後は3Dが普通になってくるでしょうから、それらがもっと進むと、モノグラムではないけれどメガネを掛けずに3Dで見ることが出来るようになるのも近いのでしょうね。

ひょせんです

今日、近くの映画館の予定表を見ると、アバターの上映は2D版ソフト発売前の今月中旬で終わってしまうとありました。とりえずでも見といてよかったなと思います。
ところで、PS3の3D対応については、こんな記事がありました。
http://www.phileweb.com/news/d-av/200912/17/24949.html
こういった情報を昨年末の時点で出してきた以上、やっぱりダメでしたってことになったら、ガッカリですね。
家庭でハイビジョンの3Dが楽しめるというのは、その昔、白黒テレビからがカラー・テレビになったのと同じくらいの革新になると思います。

BH-1618SSですが、わたしのほうは部屋のコーナーにしか置けないことから、以前設計していた背が低いほう(といっても140センチありますが)にならざるを得ない可能性が7割くらいなので、とりあえず保留です。

マトリクスでセンターを鳴らす場合の注意は、
 ・ センターch  R+L
 ・ レフトch   2L-R
 ・ ライトch   2R-L
となり、モノラル信号(L=R)が多い低音やセリフを、センターが左右各々の2倍担当することになりますので、言ってしまうと、センター・スピーカーで全体のサウンドの勢いが決まりやすくなり、ここはちょっと5.1chサラウンドと違うところです。
もし設置スペースの幅が大丈夫なら、ですが、スワンをもう1本作って、映像を隠してしまわないように、少し短くした「ネック+ヘッド」とフルサイズのものを差し替えられるようにしておくとベターな音質が得られやすいと思います。15センチくらいまでなら短くしてもAV用には問題ないと思います。と、こんな案もあります。
ま、センターにもスワンがあるというのは、ルックス的にはちょっと・・・てな感じがしないでもないですが。

サルモサラーさん

「アバター」、いい映画でしたね。後に何にも残らなくて。あんな風に見終わった」後に何にもないのは、作品として軽くて、いろんな素材やテーマをちゃんと消化できているからで、私にとってはこんな作品こそ「いい映画」なのかなと思いました。

内容としては、もう騎兵隊とインディアンに宮崎駿が混じったというか、あのナヴィというのも、きっとナバホへのオマージュでしょうし、人類の道筋を示すNAVIでもあろうし、軽いながらも、骨格はしっかりした映画だったと思います。

あと、みんないい人というか、ヒール役の大佐にしてから悪人には描かれず、全体になんだか牧歌的な感じすらあって、興行的に絶対に失敗できない史上初の3Dスーパー大巨編という事情もあったのでしょうけど、嫌なものは見せないという方向性が、あの映画のテーマにも合っていたのかなと思います。

「ロード・オブ・ザ・リング」は、私の場合、原作に熱中した過去があるので^^;、あまり冷静に評価できません^^;。50年間、映像化不可能と誰もが思っていた「指輪物語」を、とりあえずあそこまで映像にしただけでもすごいなあとは思いました。

ひょせんさん

うひょ、スーパースワンがフロントに3本ですか。不可能ではなさそうですけど、ちょっとスペースが苦しいかなあ。いっそD-118を3本作って、見た目をすっきりさせるという方向もありかなという気も、ちょっとしないでもないですけど、やはりスワンの行き場がないし…。D-118とスーパースワンでは、だいぶちがうものなのでしょうか。って、この話はD-37とスーパーレアの例がそのまま当てはまってしまうのかな。

将来、誰かにスーパースワンを押しつけるのを前提に、1本余るのを承知で、FE103En-Sをあと1セット買っておいてもいいかなと思っています。センターをFE108EΣに任せられれば安上がりなのですが、そうもいきそうにないですね。

5本マトリクスでピュアオーディオというのは、どういうことになるのでしょうね。4本の場合は、ピュア2chプラス、リアは位相差成分ですから、そのままピュアオーディオでいけますけど、モノラル部分がセンター固定ということになると、だいぶちがったものになりそうですね。

センター音像が、センタースピーカーに張りつくと考えるのが自然なのでしょうけど、自然でないことが多々起こるのがオーディオでもありますし。以前、スピーカー1本でモノラル再生しているのを聴かせてもらったことがありますが(アンプもカートリッジもモノラル用)、不思議なことに独特の「音場感」が生成されていました。

:下種な話ですが、日活のロンポノが3Dで復活するらしいです。
ワタシは桃尻娘かな(^^;

秋山さん

昔の映画の3D化、ちょっと考えるとむずかしいのかなと思っていましたが、そうでもないのでしょうかね。私、ロマンポルノには乗り遅れてしまって観ていないのですが、ちょっと上の世代には、熱く語る方がいらっしゃいますね^^;。

JUNさん ひょせんです

センターにまでスワンというのはやはり抵抗がありますよね。(^^;
センターには低音が左右の2倍入力されるので、幅はD-118並みに抑えたCW型BHで、背面下部に開口ありオーディオラックではさんで設置することでホーンの延長効果が得られるキャビネットが、JUNさんの使い方では最適ではないかと思います。

例えば、Fostexが最近売り出した新型のバックロード・キャビ
http://www.fostex.jp/p/enclosure/
とか
以前、「スーパースワンをスリム化した」という触れ込みでアマチュアが販売していた
http://av-nebu.com/KB-108ES.htm
みたいな感じです。
左右のスワンと低域の位相をそろえたほうが、より鮮明な音が得られますから、ホーン長はスワン並みの2.4~2.5メートルあたりが良いと思います。

凱旋門方式結線のマトリクス・サラウンドでは、左右のユニットにもセリフやベースラインなどのモノラル信号が振り分けられ、左右2つのユニットを合わせると、センターと同じ音量のモノラル成分が出るので、その点でも3本のスピーカーの音域バランスや音色があまり違わないほうが音質が良いと思います。
また、ピュア・オーディオ用だと、センターがあることで逆にボケ感が気になるかもしれませんが、ま、これは、実際に試してみて気にならなければ、OKですね。(^^)

ひょせんさん

なるほど。5本マトリクスでピュアオーディオをやろうとすると、たしかにセンターとフロントは合わせないと、ちょっとおかしなことになりそうですね。

うーん。VAかピュアか、どちらをとるかということにもなりますね。低域の位相を合わせようと思えば、ホーン長と開口位置を合わせるのが前提になるでしょうから、最終的には同じものが3本必要。スワン3本は無理っぽいから次善の策として後方開口のCW型BHとしても万全とはいえない。ましてピュアの場合、5本よりも4本の方がよさげでもある。

VA基準で5本を組んでおいて、センターは位相はともかく周波数レンジだけ確保しておけばよいという妥協。ピュアオーディオは、アンプとスピーカーを切替えて使う。というのが、私の場合、現実的かもしれません。

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