2010年4月 2日

映画>カンフー・パンダ

『カンフー・パンダ』(ジョン・スティーヴンソン、マーク・オズボーン /2008)

観たのは先月だけど、一応備忘のために。何の予備知識もなかったので、アニメであることすら知らなかった。ラーメン屋の一人息子のパンダが(母はなく、父はアヒル)、村を狙う怪物的カンフー使いのタイ・ランに立ち向かう「龍の戦士」に、単なる偶然で選ばれてしまい...、というお話。

アニメだから吹き替え版でよかろうと思って観終わったところで、主人公の声を『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックがやっていることを知り、それならということで、また英語版で観た。つまり、二度続けて観てしまった。そのくらいの面白さ。

まあ、なんというか。日本人ならそこかしこに、日本アニメのパクリというかオマージュを見るだろうし(何しろ亀仙人だし)、香港人なら、そこかしこにジャッキー・チェン映画のオマージュを見るんだろうと思う。英語版のマスター・モンキーの声もジャッキー・チェンだ。

製作はドリームワークス。いわゆる「良質のアニメ」なんだけど、ディズニーみたいなあざとさもなく、すんなり受け入れらる。舞台は徹頭徹尾、中国なのに、世界中で喜ばれそうな普遍性もある。こういうのがアメリカで作られるというのは、ちょっとくやしい気もするのだが、そこが映画の国というものなのだろうな。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fishing-forum.org/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/854

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)