2010年2月26日

ドラマ>のだめカンタービレ

なぜかここ数日、ドラマ版『のだめカンタービレ』を見ている。今日までにレギュラーシリーズ全11話とヨーロッパ編(1)を見た。いや、見たなんていうものではなくて、前半の6話までは2回か3回見た。もう浸りきってしまっているほど見ている。

もともと、こういう音楽もののコメディには弱いらしくて、『スゥイングガールズ』や『リンダリンダリンダ』や『スクール・オブ・ロック』なんかは相当な回数を見た。コメディだから、ぎゃはははと笑っていればよさそうなものなのだが、演奏シーンでは決まってナミダ目になる。

『のだめカンタービレ』も、ラブストーリーとかコメディの部分はわりとどうでもよくて、練習シーンや演奏シーンがひたすら楽しい。音楽好きだったのだなと思う。

わずかなギターの経験からだけでも、演奏する側の自分が途方もないイモであることは知っているのだが、聴く側としては、もともとの素質はそう捨てたもんではなかったのかもしれないと思わないでもない。その道に進むチャンスも、ないではなかった。

今、思い出す情景があって、たしか小学3年生くらいの時。学年ひとまとめにしてクラシックを聴かせる授業があり、曲はなんだったか忘れてしまったけれど、我を忘れて聴き入っており、目を閉じて上体がゆらゆらと揺れていたらしい。

ふと目を開けると、先生が二、三人でこちらを指さしてひそひそ話をしているのを見た。子供心に恥ずかしく、何か傷ついたような気もした。要するに、感じやすく、流されやすい子供だったのだ。音楽に、簡単にどこかに持っていかれてしまう子供だった。

のだめや千秋をはじめ、このドラマに出てくる連中は、天才だったり元神童だったりする。少なくとも音楽の世界では大なり小なりエリートではある。そういう連中に憧れたことはついになかったけれど、その学園生活は、それだけ見ていても楽しそうだ。

プロジェクターとスーパースワンで見ているものだから、断片とはいえ、ピュアオーディオなみの音質で、いろんな曲が聴けるのも楽しい。

子供たちに見てほしいと思って勧めるのだが、もう漫画で読んでいるから別にいい、とかいう。

漫画で音が聴けるかよ。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fishing-forum.org/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/846

コメント

知人がプロデュースしたCDなんですが・・。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%87%E3%82%A3-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%AB%E3%83%88/dp/B002YOGL1M

あの金田式でマイク一本で録音しています。
たしかに音はクリアーですが、どうだ上手だろって感じで疲れました。
こういうジャズって歌舞伎のような感覚ですね。
なんで合いの手がここで入るんだ?みたいな(^^;
まだクラシックの方が肩がこりません。

秋山さん

今日は『のだめ』ドラマ版の最後のやつを観ました。
やはり、ナミダ目であります^^;。

ご紹介のCD、音は良さそうですね。
今時、マイク1本で録るというのは、よほどなことですね。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)