2009年12月22日

午前10時の映画祭

全国25の映画館で、「何度観てもすごい映画」を午前10時から放映するという、午前10時の映画祭。上映作品50本が決まったという記事を読んだ。以下の作品である。

○カサブランカ
○第三の男
●天井桟敷の人々
●雨に唄えば
○ライムライト
○ローマの休日
○裏窓
○エデンの東
○ショウほど素敵な商売はない
●戦場にかける橋
○昼下りの情事
●鉄道員
●お熱いのがお好き
○十二人の怒れる男
○北北西に進路を取れ
○アパートの鍵貸します
●太陽がいっぱい
●チャップリンの独裁者
●ベン・ハー
○ウエスト・サイド物語
●アラビアのロレンス
●大脱走
○男と女
○ミクロの決死圏
●2001年宇宙の旅
○ブリット
○ロミオとジュリエット
●ワイルドバンチ
○明日に向って撃て!
●ゴッドファーザー
●激突!
○フォロー・ミー
○映画に愛をこめて アメリカの夜
○スティング
○追憶
○パピヨン
○クレイマー、クレイマー
○ある日どこかで
●ライトスタッフ
●アマデウス
○刑事ジョン・ブック/目撃者
●スタンド・バイ・ミー
○眺めのいい部屋
○薔薇の名前
○ニュー・シネマ・パラダイス
○バベットの晩餐会
○レインマン
●フィールド・オブ・ドリームス
○羊たちの沈黙
○ショーシャンクの空に

なるほどな、というラインナップ。上記のうち、●は観たことがあるもの。たぶん観てるんだけど、よく覚えていないものは、今後の楽しみのために外した。けっこうたくさんある。

昔は名画座というのがあって、古い名作をいつでも安く観ることができたわけだけど、今、シネコンの時代になって、世の中みんな封切館になってしまった。現在、九州には名画座が二軒だけあるそうだ。わざわざ、こういう企画をやらなくてはならないというのは、さびしくもあるけれど、もちろんいいことだとも思う。自分の子供たちには、みんな観てほしい。おれも観るからよ。

午前10時から1本だけやるのか、何本立てかやってくれるのかわからないけれど、朝から名作を観て、ちょっと弁当なりラーメンなり食べて、また午後から名作を観る「平日」というのができれば、それは楽しいことだろうと思う。

ちなみに、全国25の上映館は、以下のリストに。
http://asa10.eiga.com/theater/

当然のごとく、宮崎県内には一軒もない。まあ、こういうところに育つと、かえって渇望するココロが芽生えていいかもしれない。

「市民ケーン」、「サンセット大通り」、「第17捕虜収容所」、「風とともに去りぬ」、フランク・キャプラ作品、セシル・B・デミル作品とか、入っていないのだけど、ニュープリントが条件だそうで、これに引っかかって上映できなかったものも多くあるらしい。

まあ、欲をいえばきりがない。
とりあえず、こういう試みは長く続いてほしいと思う。

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コメント

スティングとか追憶とかが僕にはリアルタイムな映画です。中学か高校の頃に封切りだったと思うけど、僕はその頃は映画は一人で見るものと決めていました。よく観ました。そういえば、エマニエル婦人も一人で観たっけ(^^;)。
入ってないけどタクシードライバーとかアメリカングラフィティーとかもそうです。時計じかけのオレンジもそうだったかな。

カサブランカはいいですよ。文句なしにかっこいいです。男と女は大したストーリーじゃなかったような気がしますが、映像が美しかったことを憶えています。

私もしんさんと同じで、スティングは学校の行事かなんかで見て、ものすごく感動・・・というか、驚いたのを覚えてます。ショーシャンクの空も良くできた映画ですね。ゴッドファーザーは3本とも、思い出したら見てますわ。(^^)

でも、最近の映画が少ない・・・と思うのは私だけかな・・・。

50作の内観てないのは13作。
2/3はリアルタイムで1/3はテレビかな(^^;
いずれにしてもすばらしい作品ばかりですね。

リストの中で観ていないのは、「映画に愛をこめて アメリカの夜」、「クレイマー、クレイマー」、「羊たちの沈黙」の3作かな。古い作品は、学生時代に名画座(三番館)で観ました。

「薔薇の名前」は好きだな。殆どの場面は暗かったけど、ランプ(松明だっかな?)を持ったショーンコネリーが迷路を彷徨うシーンが印象的だった。

不満としては、ピーターセラーズの「チャンス」と、ブルースブラザースが入っていない事です。どっちもDVDは持ってるけど、映画館の大スクリーンで観たい。

「十二人の怒れる男」と「鉄道員」なんて観に行きたいな

皆さん、よく観てますねー。
数年前に映画に目覚めなければ、これらもほとんど観てないんだろうな。

プロジェクターを買って、映画を見始めて、最初にびっくらこいたのは、
「天井桟敷の人々」でした。
こうなるともう、ストーリーなんかどうでもいいんだなと思えるくらいに、
ひとつひとつの画面に魅力があって。

年末年始は、この50本の中からいくつか観てみようと思います。

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