石吾克也さんのこと
あら。石吾さん、ここ読んでたのね。なんか悪さを見つかったみたいで、気の利いた言い訳も思いつかなかったですわ。
さっき、渋谷で飲んでるという石吾さんから電話があって
「OOO-28のクラプトンシグネチャーを買ったんだってね」
「どどうしてそれを」
「なんかスピーカーと比較して考察してるということで」
「あわわわ」
・・・・・・。
うっかりしていた。ぼくは自分のサイトからのリンクは一切張らず、友達にもブログやってることを教えず、@niftyの公式コンテンツである釣りフォーラムだとか、通販サイトであるGear-Labとか、そういうものとはちがう勝手きままを、ネットの片隅で、ひっそりとやっていたつもりだったのだが、SEOが効いているのだ。見つかってしまった。もうだめだ。どこかヤサを探さなくてはならない。
石吾克也さんはNHKの人だ。子供番組が専門ということは以前から知っていたけれど、現在はこども幼児部の部長になってることを、つい最近知ったばかりだった。「おかあさんといっしょの弘道お兄さんが番組を卒業」というニュースで、彼がコメントしてるのを読んだわけだ。弘道お兄さんには、うちの子供が大変お世話になりました。
宮崎放送局ディレクター時代の10年前、チーフプロデューサーとして再度赴任してこられた5年前ともにお世話になった。いや、よく遊んだというべきか。うちの奥さんが突然キレて子供を連れて実家に帰った時などは(既婚者の方はおわかりと思うが、女性というものはしばしばこのようなことが起こる。理がどちらにあるにせよ、こうなるとこちらの言い分などは一切通らないので、ひたすら謝るしかない)、氷とビールをつめたクーラーボックスとギターをかついで彼の宿舎に転がり込み、「逃げちゃったよお」と涙目になって明け方まで飲んだものである。自慢にはならない。
90年代の前半に宮崎放送局の番組で2年間、コメンテーターをさせていただいたことがあって、その時からの縁だ。なぜとはわからないし、きっかけがあったのかどうかも覚えていないけれど、気が合ったのだろう・・・な。JBLの4344やLUXのアンプやトライアンフ(バイク)や各種カメラなど、とにかくメカメカしいものが洪水のようにあふれる彼の部屋を、しばしば訪れるようになった。
部屋を訪れたからといって男同士だから何が起こるというのでもないのだが、ちょうど学生下宿におけるそれのように、いつもビールとギターで何時間も過ごした。特に影響を受けるでもなく、こちらから与えるでもなく、等距離で普通につきあえる貴重な友達だ・・・。ということにしておきましょう(笑)。
日大芸術学部で写真をやっていたので、映像にはちとうるさい。川崎出身のせいだかどうだかバイクも好きで、一時は多数のバイクを保管するための家を借りていた。畳部屋でトライアンフをレストアするのは、なかなか面白い光景だった。そうそう。ひろすけさんが持っていたアストリアスギターは、今、石吾さんのところにある。これも変な縁だなあと思う。
11日に上京の予定なのだが、ひろすけさんにも声をかけて、3人で会うのもいいかな。カラオケボックスにギターを持ち込んで、かぐや姫でもやりますか。
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