発作的ソウル旅(2)

春休みということでツアー客が多いらしく、飛行機は最後の1席でとれた。 それも宮崎空港は満席で、鹿児島空港発だ。 なのに、いざ乗ってみるとけっこう空席がある。 こういうのは不思議を通り越して不条理な気がするな。 ハイシーズン料金で、しかもホテルはヒルトンクラスしかなくて、けっこういい値段払ったぞ。 飛行機は霧島から天 …

発作的ソウル旅(1)

3月25日~27日はソウルにいた。 一応、日記なので日付を戻して書いてみる。 大体、この年度末の忙しい時に旅行に行くなどというのはどうかしているのだが、定期媒体の送りと納品、来年度の生活にもろ直結するコンペへの参加、確定申告、長女の高校受験の発表、末娘の卒園式、などなど、などなど、などなど、あまりの忙しさに、ぼくはキ …

ホテルにて

原稿が行きづまりそうになったので、いや、正確にはまだほとんど なんにも書いていないので、行きづまるもなにもないのだけれど、 とにかく仕事がやばいですう、となりそうだったので、 いやいや、これも正しくなくて、仕事ではなくて環境というか、 自分自身の落ち着きのなさというか、考えることが多すぎてなんだかわかんねえよ、 であっ …

みかんの皮屋さん

小学一年生の娘がショーバイの計画を始めた。 「みかんの皮屋さん」というのだそうだ。 つまりみかんの皮を細かく刻んで乾燥させ、 入浴材となして、ネット通販にかけるのだという。 今、なんとかオレンジとポンカンと不知火とかいうみかんの三種類が、 彼女のピアノの上に干してある。それぞれに良い香りがして、 これ、ほんとに商品に …

われ、断煙す

今朝、ばたばたとしていたので煙草を喫う間もなく、 そのまま取材になだれこんだため、今日は夕方まで ただの一筋だに煙のないままに過ごした。 で、この際ということで、煙草をやめることにした。 どうということはないのですな。 一日くらい喫わなくても。 などと思いつつ夕食をすませ、食後のコーヒーが悪夢の始まりなのだった。  …

さらば、松茸

中学生の頃、仲間3人と「MPC●マツタケ・ペンクラブ」というものを結成して、それぞれが何事かを熱にうなされたようにして書き続けたことがあった。 ほとんど、とりいかずよしの「MK(マタンキ!)」のノリなのであるが、とにかくわがMPCはそこそこに活動を行い、ある者は詩を書きまくり、ある者は日記なんだかエッセイなんだかわか …

薮入り

薮入りやなんにもいわず泣き笑い てえ句がございます。 昔は盆正月の16日頃になると、奉公に出ている人たちが親元へ帰ってくる。 これが商家へ丁稚奉公している年端もいかない子供が、 三年ぶりに帰ってくる、なんてことになりますと、親も方も気が気でない。 前夜から夫婦でいろいろ、噂話をしていたかと思うと、 朝暗いうちから起 …

有限会社に、なるのか?

とある偉い方の紹介で、とある偉い方のオフィスを訪ねたのが、 今年の仕事始めになった。 時に1月4日、午前11時5分であった。 切れ者、敏腕とかねてから評判のその方には、面識もないのに何かと気にかけていただいていて、一度お礼をと思いながら時間が過ぎていき、ようやくご挨拶ができるようになったわけで、長い間の不義理を果たせ …

さよなら、マック

さきほど、妻のマッキントッシュG4が荷馬車に揺られて売られてゆき、 わが家のマックライフが終わりました。 思えば1992年にⅡSiを買ったのが始まりでありました。 これはなかなかコンパクトで格好が良く、Ciほど尊敬はされていませんでしたが、どこかしらお洒落なところがあるマシンでした。 デザイン業界と関わりがあるとい …

りんごチップとカルバドス

たとえば冷たい雨の降っている夜などに、一人で街を歩いていて、 古い傷のように人を思い出すことがあります。 思い出になるほどのことでもなかった小さなバーを探して、 ようやくそこにたどりつき、カルバドスとりんごチップなどという たわけたものを前にすると、あの日の自分と今ここにいる自分が、 どうしても結びつかないわけで、こ …