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『アマデウス』(ミロシュ・フォアマン監督/1984)。
今夜は音楽ものを2本という趣向。ただ1本目がミシシッピで2本目が18世紀のウィーンであるので、関係ないといえば関係ない。でも音響マニア的には大ありなのだった。いずれもドルビーデジタルだったけど、音の鮮度は『クロスロード』がずっとよくて、スピーカーマトリクスもシーンによってはよく効いていた。
『アマデウス』はなんだか音が丸くて、そんなにハイファイではないのだけど、クラシックだからこちらの方が聞き疲れがしなくて良いともいえる。オーケストラをシャープにダイナミックに再生して、3時間の映画を観たらへとへとになってしまう。
さて、『アマデウス』。いい映画だと聞いていたけど、予想以上にいい映画だった。内容については書いていくときりがない。3時間、まったく飽きさせることなく(ぼくは飽きてくると壁の時計を見る癖がある。この映画は一度も時計を見なかった)、サリエリとモーツアルトの関係を独自の視点と構成で描いてくれた。映画を観ることの贅沢さを味わわせてくれる作品。