紅の豚

『紅の豚』(宮崎駿監督/1992)。

加藤登紀子の歌が聴きたくて、この映画を観た。プロジェクター以前から、何度も観てきた映画。

第二次大戦前のアドリア海に、あんな風に飛行艇乗りがたくさんいたのかどうか知らないけど、空も海もひたすらに美しく、出てくる人たちは皆いい人だ。アニメは夢を語るもの。映画も夢を語るもの。しょぼい現実をしょぼく描いて時代を映す表現だなんていうよりも、こっちの方がずっといい。

とてもいい気分で見終われて、またあの人物に会いたいと思わせてくれる映画。いい映画だと思う。

ちなみに、音声はドルビー2ch。スピーカーマトリクスのリアの効きは、さほど強くはないけれど、やはりあった方がよい。スピーカーマトリクスは、2chから位相成分を抽出して4chを構成するドルビーサラウンドと似ているけれど、結線だけでやれるのでお手軽かつ音質劣化もない。しばらくステレオ音声の映画は、マトリクスでやってみようと思う。