2012年9月15日

映画>ブルース・ブラザース2000

『ブルース・ブラザース2000』(ジョン・ランディス監督/1998)。

『スクール・オブ・ロック』や『ガリバー旅行記』でジャック・ブラックをみるたびに、ああ、この人は存在そのものがジョン・ベルーシのオマージュなのだなあと思っていた。

そのジョン・ベルーシが前作『ブルース・ブラザース』の公開直後に急死してしまい、残ったダン・エイクロイドが一人で18年後に続編を作った。あれだけの作品を、ずいぶん時間が経った後に、もういっぺんやろうというのだから、それだけでたいした勇気だと思うのだけれど、この映画はそんな甘いもんではなかった。

つまり、めっちゃくちゃに面白い。どのくらい面白いかというと、見終わった直後に、「もう一回見て、『ブルースブラザース』をBlu-rayで2回観て、それからもう一回これ観よう」と思ったくらい面白い。翌日の昼過ぎまで、くっくっくっく、と断続的な思い出し笑いを止められないくらい面白かったのだ。

脚本は前作に引き続いてダン・エイクロイド。この作品に対するファンのリスペクトと、まったく同じリスペクトを、彼自身が抱いていることがよくわかって、心がほのぼのとしてきたのだった。

今回のゲストはレイ・チャールス、B.B.キング、ジェームス・ブラウン、エリック・クラプトン、アレサ・フランクリン、グローバー・ワシントン・ジュニアetc.R&Bの歴史とともにあったベースのドナルド・"ダック"・ダンも元気に参加している。

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