2012年2月18日

ラウラ・イネスのこと

0218.jpg

フォルクローレの中古レコードを3枚入手。左からラウラ・イネス(Luara Ines)、メルセデス・ソーサ、ロス・キジャ・ウアシ。ソーサおばさんは世界的に有名だし、キジャ・ウアシもこの世界では売れっ子だったけど、ラウラ・イネスは日本語、英語圏ともにWEBにもほとんど情報がなかった。

この1977年頃のデビューアルバムが、ほとんど唯一の仕事だったのかもしれない。手元にあるオムニバス版に入っている、amar amando(限りなき愛の歌)が、10代の頃から耳から離れなくて、歌っていた女性がラウラ・イネスという名であったことも数年前に知った。

今回わかったのは、彼女がアルパ弾きでもあったことと、アルゼンチン人なのにパラグアイの音楽に没頭していたこと。そもそも、あの広大な中南米の音楽を、フォルクローレとひとまとめにするのも、乱暴な話ではある。

フォルクローレというのは「何を歌っているのかまったくわからないけれど、心の奥の方でじーんとわかる」という、日本人にとって不思議な音楽なのだ。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fishing-forum.org/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2747

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)