2008年6月19日

ものすごくずっと雨なのだ

キス釣りやアユ釣り、小アジの一本釣り、デキのハゼ釣り、新規開拓のテナガ釣りと、やりたいことが多いので(釣りばっかりだけど)、毎日のように週間天気予報を見ているのだけど、ここんとこ晴れマークがついたことがない。

5月28日に梅雨入りして以来、というか24日の天草オフで大雨に降られて以来、とにかくずっと「曇り時々雨」か「雨」であって、まれに「曇り」の日があっても午後にはきっと雨が降る。さっきも天気予報をチェックしたみたら、26日までずっと雲か傘のマークが続いている。

梅雨前線が上空に居すわっているので、次から次に新しい雲がやってきて新しい雨を降らす。定規で引いたように正確に、わが家の上空に雲がやってくる。なんだか雨の国に住んでいるようなのだ。

何年おきかにカラ梅雨というものがやってきて、そういう年は梅雨の前半、ピーカンが続く。その光の美しさといったらない。夏が、まだ青春の真っ盛りみたいに無垢で白い陽光を、町にも山にも注いでくれる。

その代り、梅雨の終りには帳尻を合わせるようにド級の集中豪雨がやってきたりもするのだけど、今となってはあのカラ梅雨の6月の空が懐かしい。そうなのだ、昔の人はあの梅雨の晴れ間の白い陽光の日を、五月晴れと呼んだ。

こうやって雨に降り込められているので、夜になると傘をさして町に出ては、あちこちでおサケを飲んでいる。釣りには行けないけど、おサケは飲めるし、けっこう新しい出会いがあったりするので、まあいいか。

ゆうべは地元のテレビ局の高橋巨典さんという方と初めてお会いして、たくろうの話で盛り上がっていた。彼も長年の渓流師であることを知る。梅雨の晴れ間の空のような笑顔の人だった。

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コメント

そちらはそんなに雨が多いのですか・・・。
当地方はそれほどでもなく、今のところ逆に空梅雨のような感じさえします。
確かに、5月頃から今頃までは暑さで靄がかかったような晴れ間ではなくて透き通るような偏光グラスで覗いたような空気感で晴れることが多くて、木の緑と空の青さと相まって、且つそう暑くもないので良い季節ですよね。
JUNさんも釣り物が増えたようで何よりです。(^^ゞ
私も今の季節は、鮎、烏賊、チヌ、アマゴ、テナガ、ウナギ・・がありますが、どれもこれも欲張るあまりに逆にどれも行けない・・・ということになってしまってます。まあ、単に仕事で行けないのですが・・。
釣りの種類が増えるということは、それだけ釣具を揃えないといけないのですが、以前JUNさんがエントリーされてたように自分の廻りの物は当然自分の選んだ物で埋め尽くされてるわけですが、何しろ「趣味の物」は出来る限りお金を掛けてしまうタイプなもので、かといって使えるお金は知れてますから、一つの釣り目に絞れば贅沢な釣り道具を揃えられるものをなにか中途半端な感じになってしまってます。

先日、今期初めてテナガに行ってみました。まだ、少し早いようでしたよ。

サルモさんみたいに、何をやらせてもセンス良く、上手というのとはほど遠いですけど、ぼく、もともと釣りは気が多いのです(^^;)。結局、季節季節に、水辺にいたいというだけなんでしょうけど。

ある時、気づいたのですけど、ぼくの場合、「好きな釣り場」というのがまずあって、その場所に居たいという気持ちが先に立ち、釣りはそのためのもので、魚はその釣り場の一部で…。というような感じになっているようです。

天草が好きなのは、気の合うポイントがあちこちにあるからでして、行ってしまえばけっこう満足して、七輪でタケノコなんか焼いております(^^;)。

実は、あまり他人には言わないし、人と同行するとそうでもないのですが、渓に一人で釣りに行くとまずその景観と豊潤な自然に浸って気持ちよくなってしまい、石の上に座ってタバコを燻らせて悦に浸ってしまいますよ。そんな時、釣りは二の次三の次・・となります。タバコは止めてしまいましたが、そんな釣りするときはやっぱりタバコは必要・・・かな。

うちの父親が煙草というものが嫌いで、高校の頃ぼくが部屋で煙草を喫っていると「表で喫え!」という人だったわけですが、どういうものか釣り場でだけは喫っていましたね。あれは、チェリーか何かだったかしらん。

で、鮒や鯉のウキを眺めながら釣り場で数本喫って、家へ帰るとそれきり嫌煙家になるわけです。あれもよくわからんかったのですが、そういうことだったのかな。

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