2008年1月24日

映画>遊星からの物体X

『遊星からの物体X』(ジョン・カーペンター監督/1982)。

何万年か前に南極に不時着した宇宙船に乗っていたナニモノかが、長い冬眠からさめてノルウェーとアメリカの越冬隊員を襲う。原題は、『The Thing』で、そのナニモノかは食べたものに変身することができる特性を持っており、越冬隊員たちは互いに疑心暗鬼を抱き、犯人捜しが始まる...。

というような、サスペンス風味のSFホラー映画。そのぐちゃぐちゃでどろどろの造形は、後のこの分野の先駆けとなったものらしい。大体、このような造形で怖がらせる映画は、怖いのでぼくは嫌なのだが、観ているうちにげらげらと笑いだしてしまった。封切りと同時に観ても、たぶん笑い出したと思うのだが、それが何に由来するのかは不明。単純におかしかったというしかないか。

世間的には、かなり高く評価されている映画らしい。南極の映画を冬の寒い部屋で観たので、季節感的にはよかった。

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