今すぐにどうこう、というわけではないのだけれど、Blu-rayのロスレス音声をきちんと再生するにあたって、いずれはサブウーファーが必須になりそうなので、いろいろ考えてみた。

道は大きく二つに分かれる。アンプ内蔵の市販品を買ってきてぽんと置くか、自作するかだ。今までサブウーファーの自作のことは考えたことがなかったし、先例を見ると、どえらく大変そうだったので、適当な市販品の中古を買うのがよかろうと思っていた。今でも、それで済めばそれがベターなんだろうと思う。

ただ、ピュアオーディオのことを頭から外してしまって、5.1chや7.1chの0.1chの分だけを考えてよいのであれば、道はそんなに険しくはなさそうだぞ、ということもわかってきた。ピュアオーディオの場合、2chアンプをそのまま生かすとすれば、ネットワークのクロスオーバーのことを考えなくてはいけないし、さらにウーファーの低域を伸ばしつつ、中高域をいかにカットするかという箱の構造のことも考えなくてはいけない。

箱については、ケルトン方式、DRW方式、アクースティマス方式と、先人もいろいろ試行錯誤してきた。そしてたいてい、箱は巨大になり、しかも2ch分を作った方がよいという。作るのはいいとして、そいつをどこに置くかも大問題である。

スーパースワンに合わせようとすると、反応の速い低域がほしくなる。重くて量感のある超低域はなんとかなるとしても、ハイスピードな超低域というのはオーディオマニアの永遠の課題だ。つまり、それなりの覚悟がないことにはたどりつけそうもない。憧れの作例として長岡師のSW-5やSW-7があるけれど、サイズはそれぞれ600x342x910、900x322x750もある。これを2本となると、とても置き場がない。

そこで思い切った妥協が必要となる。ピュアオーディオのことは、ちょっと頭から外して、映画をいかに楽しく観るかということに割り切って、サブウーファーは1本だけにする。多少のつながりのいろいろや、ステレオ感のいろいろは、「なかったこと」にする。市販のサーブウーファーだって、通常は1本しか使わないのだからな。

置き場については、部屋の隅っこに置くか、どかんと真ん中あたりに置いて、その上にアンプなどの機材を置くかの二者択一しかない。それぞれ、メリットというよりデメリットの方が気になるくらいで、悩ましい。特に、ウーファーの上にアンプというのはどうなんだと思う。ピュアオーディオ用のアンプなら、映画視聴時には使わないから問題ないのかな。

ユニットの候補としては、DAYTON AUDIO のTIT320C-4という12インチウーファーをピックアップしてみた。
http://www.parts-express.com/pe/showdetl.cfm?PartNumber=295-404

アンプは、中古のパワーアンプやプリメインアンプを探してもいいのだけれど、この際、同社のサブウーファー用アンプはどうだろうと思う。
http://www.parts-express.com/pe/showdetl.cfm?Partnumber=300-802

ただ、こいつは120V仕様のはずなので、トランスで100V→120Vに昇圧してやる必要がある。

TIT320C-4を使ったバスレフ箱を、SPEDでざっくり設計してみたら、容積63リットル、fd20hzで驚異の周波数特性となった。

TIT320C4.jpg

バスレフポートは、直径51mmx長さ200mmとなる。音を聴いたことがないし、評判も聞いたことがないので、なんともいえないのだけれど、ユニットはこれとFW208Nのどちらかになるのではないかなと思う。

追記:

補強のしやすさを考えれば、サブウーファー用の箱は密閉でもいいかなという気がしてきた。試しに同サイズでSPEDしてみると、50hz以下がだら下がりになるので、AVアンプやウーファー内蔵アンプで、そのへんから下を持ち上げてみるというのはどうだろうか。