映画>真夜中の弥次さん喜多さん
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『真夜中の弥次さん喜多さん』(宮藤官九郎監督/2005)。であります。
「紙みたいにぺらぺらの江戸」を抜け出して、「リヤルを求めて」お伊勢様へてめえ探しの旅に出かけた弥次さん(長瀬智也)喜多さん(中村七之助)。その二人は「ホモ」であり、喜多さんはヤク中でもあった。
いやー。こんな馬鹿映画は初めて観ました。
視聴開始10分…「あきれた馬鹿映画だな」
視聴開始20分…「きも。たぶん、二度と観ない。」
視聴開始60分…「…………。」
視聴開始90分…「もう一回、観るかも…。」
馬鹿もこのくらい首尾一貫すれば、心地よいものすらありますな。「アーサー王のとろろ汁」を売っていたのが中村勘九郎(現:十八代勘三郎。七之助の父)であったことは、その昔、セサミストリートに出てきた街角のギター弾きがポール・サイモンだったこと以来のオドロキでありました。
しりあがり寿原作。ちょっと懐かしい(80年代前半の不条理ギャグ漫画?)匂いのする映画。キャラの持ち味で馬鹿をやったりふざけたりするのではなくて、脚本と構成自体が、しっかりと馬鹿であるというのは、日本では珍しいのではと思われる。このチームなら、その気になれば「ちゃんとしたコメディ」が撮れるのではないか。
で、この映画の最高の冗談は、「支援・文化庁」ってとこですな。何をどういうつもりで支援しているのだろうか。