映画>ドラえもん、サンセット大通り、けんかえれじい

今夜は、ドラえもんを見せろと近所の子供たちまで乱入してきたので、5人の子供たちと『ドラえもん-のび太とロボット王国(2002)』を観る。ロボットとニンゲンが共生しているある惑星で、ロボットから意思を奪うリセット(洗脳)が行われる。そこへまぎれこんだのび太たち一行は…。というストーリー。やはり映画だけあって、映画にしかできない表現をめざしているわけで、なかなかゴージャス。

2本目。待ってました『サンセット大通り』(ビリー・ワイルダー監督/1950 モノクロ 4:3)。前から観ようと思っていて、なかなかココロの準備ができなかったもの。名作といわれる作品を観るには、やはりこちらも相応のコンディションでありたいので、なかなかタイミングがこなかったりする。

サイレント時代の大物女優グロリア・スワンソンが、過去の栄光にすがりつく狂気を、実にうっとおしく素晴らしく演じる。この年頃(映画の設定では50歳)の女性が、このように狂うのをみて、ある種の可愛らしさを感じる年頃になった自分がこわい(^_^;)。

彼女に殺される売れない脚本家は、ウイリアム・ホールデン。ワイルダー&ホールデンといえば、こないだ観た『第17捕虜収容所』のコンビ。作中、やはり昔のサイレント時代の仲間たちとトランプをするシーンがあるのだが、そこに年とったバスター・キートンが出ていたのには驚いた。また、サイレント時代にスワンソンがコンビを組んだ、セシル・B・デミル監督も本人役で出演。この映画でアカデミー助演男優賞候補になった召使役のマックスも、実はエーリッヒ・フォン・シュトロハイム監督。自分のパロディにしては、あまりにも痛烈で洒落にならないほど。

パラマウントでは、この映画のあまりの洒落にならなさに驚いて公開が一年延びたということ。さもありなん。いやー、映画ってほんっっとにいいものですねえ級の映画。

3本目、『けんかえれじい』(鈴木清順監督/1966 モノクロ 16:9)。主演、高橋英樹。なにもいうことなし。おっもしれー、といって観ればよし。