海友丸、青島へ回航のこと
海友丸を青島の港へ回航。写真はドックのある宮崎市の通称タンポリハーバー。
波も天気もおだやかで最高の回航日和だったのだが、港に着いてからは、係留用アンカーの引き揚げと再設置で絵にも描けない重労働となり、回航してくれた宮崎マリーナの若い社長、えらい目にあう。
駆けつけてくれた山形さんと、汚れを落とそうとデッキを洗っていたら、バッテリールームに海水が入り、新品のツインバッテリーがまともに海水を浴びてしまったり。
とりあえずきれいになったので、キャビン内に青島神社のお札をつけ、船体に焼酎をかけると、あざやかな香りがあたりに満ちて、なんだか気分も颯爽としてきた。南九州の冠婚葬祭は、なべて焼酎の香りとともにある。
着岸の練習をしてみたのだけれど、風向きによっては左右の船が密着し、川の流れも時間帯によってけっこう強いので、当座は船首側にボートフックを持つ甲板員が必須の模様。まあ、多少のドタバタを覚悟すれば一人でもなんとかなるか。
また、青島周辺から港の入口付近は、ほぼ必ず追い波になるので(東寄りの風は特に)、波と速度を合わせて走ることにも慣れる必要あり。
本日、新品のアンカーロープ(10mm/200m/8打)到着。明日はあるぽさんと、とりあえず船を出してみる予定。釣りが云々よりも、無事に船を出して無事に帰ってくることが、どれだけ大事でむずかしいことか、毎晩、そんなことを考えている。
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)