2012年2月11日

海友丸、青島へ回航のこと

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海友丸を青島の港へ回航。写真はドックのある宮崎市の通称タンポリハーバー。

波も天気もおだやかで最高の回航日和だったのだが、港に着いてからは、係留用アンカーの引き揚げと再設置で絵にも描けない重労働となり、回航してくれた宮崎マリーナの若い社長、えらい目にあう。

駆けつけてくれた山形さんと、汚れを落とそうとデッキを洗っていたら、バッテリールームに海水が入り、新品のツインバッテリーがまともに海水を浴びてしまったり。

とりあえずきれいになったので、キャビン内に青島神社のお札をつけ、船体に焼酎をかけると、あざやかな香りがあたりに満ちて、なんだか気分も颯爽としてきた。南九州の冠婚葬祭は、なべて焼酎の香りとともにある。

着岸の練習をしてみたのだけれど、風向きによっては左右の船が密着し、川の流れも時間帯によってけっこう強いので、当座は船首側にボートフックを持つ甲板員が必須の模様。まあ、多少のドタバタを覚悟すれば一人でもなんとかなるか。

また、青島周辺から港の入口付近は、ほぼ必ず追い波になるので(東寄りの風は特に)、波と速度を合わせて走ることにも慣れる必要あり。

本日、新品のアンカーロープ(10mm/200m/8打)到着。明日はあるぽさんと、とりあえず船を出してみる予定。釣りが云々よりも、無事に船を出して無事に帰ってくることが、どれだけ大事でむずかしいことか、毎晩、そんなことを考えている。

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