モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
今のところ、コストパフォーマンスでいえば、ぼくのベスト。2000円で、この赤は信じられない。なるべく多くの種類を飲もうと思っているので、同じ銘柄を買うのは避けようとしているのだけど(このへん、映画と同じか)、店頭でこれ、というのに出会わない時には、とりあえず買ってしまう。気に入ったのが白であれば、紅白の縁起ものということで、ついでに買ってしまう。
だもので、底浅い経験ではあるけれど、このワインが一番多く飲んでいる。
花の香りがするフルボディ。その花は、奥ゆかしくひそかに咲くタイプではなくて、ぱっと目にも美しいものだけれど、ケンもなければ、いやらしさもない。性格が素直で、話をしていても楽しいタイプ。でも、だらしないところは全然ない、誰にでも愛される育ちの良さ。花の話から、いつのまにか女の話になっているな。
とりあえず、このワインの悪口は思いつかない。数日置いても、へたることもなく、むしろ味わいが深まる感じもする。欠点は、おいしいワインに共通することだけど、もっと飲めそうというトラップにひっかかって飲み過ぎてしまうこと。
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)