2005年12月24日

イブである

ゆうべは、霧島のペンション異人館におじさん二人でお泊まりだった。露天風呂がいくつもあってけっこうなところなのだが、夕食はともかくペンションの朝食というものは、とりわけわれわれのようにおじさん二人では、何か気恥ずかしいものがある。まわり、みんなカップルだしな。

霧島へ出向いたのは鹿児島の坂本龍馬・前田終止新市長にお会いするためだったのだが、特に天下の形勢を議論するということもなく、世間話に終始した。大変お忙しいなか、2時間もあけてくださり申し訳ないことだった。

また、ペンションのオーナーである徳永霧子さんにもとてもインパクトを受けた。センスがよくておだやかで努力家で働き者ですごいのだ。いい人に出会えた。桜島の見えるところで、ひとつか二つ、後に残るような仕事がしたいというのは、ここ10年ほどのぼくの念願というか、本能のようなものなのだが、こういう人に出会うとますますその気持ちが強くなる。

家に帰ってみるとわが家にもクリスマスイブがやってきており、子供らが「自宅バザーの一環としてのお化け屋敷」というものを、近所の子らとともに企画運営しており、なんかよくわからないのだが、一階の和室12畳はお化け屋敷となっていた。

夕方からはケーキ作りが始まり、いろいろあって、さっきコーヒーとケーキで落ち着いたところ。思いついて家の前の道に出てみると、近所の5~6軒ほどがイルミネーションで飾られていた。ちょっと田舎のラブホ街といった風情ではあるのだが、これはこれで景気がよくてよろしい。近所同士のそこはかとない結束といった雰囲気もないでもない。

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