2か月ほど前から、突然、わが家はフルモニな家になっている。朝食に果物だけを食べる、フルーツモーニングというわけで、よくわからないが流行っているらしい。「朝バナナ」の発展形なのかもしれないが、バナナだけだと飽きるし、単調になるものな。

ワタシが言い出したことではなくて、オクサンが何かの本にかぶれて始めた。もともと、西式健康法の説く朝食有害論は知っていて、その二食主義が疲れた時などに効果的であることも知っていたので、朝、なるべく軽くすますことには異論はない。

異論はないのだが、元来、三度の飯より朝食が好きタチであり、味噌汁、納豆、オクラ、漬物、海苔、めんたいこ、焼き魚、大根おろしなんてのに目がない。これを断ち、フルーツのみにするというのは、ちょっとした革命であった。

だが、革命も日々続くと日常になるわけで、やがて慣れてしまった。メニューはなかなか豪華で、メロン、マンゴー、スイカ、トマト(野菜だが)、スモモなんてのがコンビネーションで出てくる。釣りに行くときも、タッパーに果物をつめたフルーツ弁当だ。

このせいだか、どうだか。体温が上がってきた。ワタシはストレスと不規則な生活と運動不足がたたって、平熱が35.5度しかない低体温体質だったのだが、このところ36度を超えている。最高で36.4度まで上がったこともある。

南方産のフルーツは、体温を下げる作用があると漢方では説くのだが、人間の体はそう単純でもなくて、朝、空腹でいることで、各種代謝が活発になって体温にも効いてくるということが、起こっているのかもしれない。

体温が上がると基礎代謝が上がってヤセるはずなのだが、体重は量ってないので、ここんとこはよくわからない。理論的には免疫は上がるはずなので、いわゆる体質強化にはなっているのだろう。

日本人の平均的な体温は、ここ50年で1度近く下がっているのではないかという記述を読んだことがある。ストレスが日常化したことが理由のひとつだとすれば、ものすごく住みにくい国になったということではないのか。

低体温には朝風呂もいいらしくて、これは無意識のうちに、ここ10年以上続いてきた。というより、朝、風呂に入らないとなんにもできない感じだったのだ。

特に、ご飯と納豆が食べたくてもだえ苦しむということもないので、しばらくフルモニは続くと思う。去年の、超ひどい夏バテ衰弱を、これで回避できるなら…。