シモリビギナーになること
何につけ新しい釣りを始めてみる時というのは、それ以前に何年キャリアがあったとしてもいきなりビギナーになるわけである。日本のように海川渓流沼湿地ホゾに溜め池汽水に源流昨日の雨でできた水たまりと多種多様な水辺に、4000種からの魚がいて、何の何釣りと名前がついているものだけでも何百種とあるような土地では、何かやろうとするとすぐビギナーである。うまくすると一生ビギナーのままでいられる。こんな楽しいことはない。
え。もうあたしゃね、生涯息子でいようと思ってるん。親なんてものは、なるもんじゃないん。息子はいいですよ。息子が生まれたらそいつを親にしちゃう。てやつである。
で、今日は雑魚正宗ほか、別途仕入れた短竿用にシモリ仕掛けを作ろうとして戸惑った。プラスティックの丸いやつと、発泡スチロールみたいな流線型のやつと二種類買ってきたのだが、糸への止め方がわからない。海釣りのウキ止めと同じ要領で「爪楊枝を刺してポキ」とやろうとしたのだが、「ポキ」といったのはウキの方で、発泡製のやつはいきなり裂けてしまった。プラ製のやつは、真ん中に通してあるパイプが飛び出してくる。
うーむ。まずい。これではビギナー以前の話ではないのか。
いろいろ工夫しているうちに、爪楊枝をあらかじめ短く切って押し込むという方法を思いついたのだが、あれは存外に硬いもので、釣り用のはさみなどではうまく切れない。4つのウキを固定するために、爪楊枝を10本も使ってしまった。やがてニッパーで切るとうまくいくことに気づいたのだが、こいつはパチンと切れた瞬間に、大事なその部分がどっか飛んでいってしまって、そうなるともう永遠に見つからない。大体、こんなことでは、釣り場でウキ止めが外れた時に、どうしたら良いのか。
ネットで調べてみると、爪楊枝ではなくマッチの軸を切ると柔らかくて水気を吸うとふくらむので具合が良い、という記述があった。しかし、今時、マッチが常備されている家なんてあるのだろうか。当然、うちにもないわけである。
0号とか1号くらいの小さいシモリ玉の止め方について、詳しい方がいたら教えてくださいまし。