手術記念日
1年前の今日、右鎖骨の接合手術を受けたのだった。あの時は、鎖骨、肋骨、腸骨と右半身のあちこちが、折れるかひびが入るかしており、ほんとに壊れた人形みたいな姿だった。それより肺炎がつらくて、痰を切るために咳の出るクスリを吸わされ、そして咳がひとつ出るたびに、肋骨の痛みに20分ばかしうずくまらなくてはならなかった。
熱が下がって数日後、そろそろ骨に肉が巻いてきて手術がむずかしくなるということで、急いで手術を受けた。麻酔から覚めた時の痛みや呼吸の苦しさといったらなかった。幸い、1時間ほどうんうん言っただけで、気を失うように眠ってしまったのでよかったけど。
締切りを抱えていたので、手術から3日後に退院。すぐに仕事にかかろうとしたのだけど、パソコンに向かってみるとマウスを動かせないことがわかった。鎖骨や肋骨ではなくて、右肩のつけねあたりの腱が痛み、赤く腫れて熱を持っていた。帰宅後も、電動ベッドでナナメになって寝る生活がしばらく続き、ベッドに背中をつけて真っ直ぐに寝ることができたのは、秋も深まった頃だったかな。寝返りを打てたのは年が明けてからで、少しの間でも右肩を下にして寝転がれたのは、春になっていた。
今でも右腕がうまく動かせない状態が続いているけど、来年の今頃にはなんとかなっていることと思う。前に左肩をやった時も、1年半かかったもの。というか、人間の体というのはえらいもんだと思う。ほんとにわずかずつではあるけれど、毎日、確実に良くなってきた。これからも、のんびり治していこう。自転車もほしいけど、これはちょっと言いだしにくいかな。