ゆく年に思うこと
困った。ゆく年に何か思おうとしたのだけど、なんも思いつかん。いい年ではあったと思う。仕事もなんとか乗りきれたし、家族は健康に暮らし、来年やることもある。「芝浜」じゃないけど、ありがてえじゃねえかとつぶやきたくもなる。
ああ、怪我をしたんだった。だいぶ痛い目にはあったな。年明け早々、抜釘手術でまた痛い目にあいそうだが、ちとこういう目にあった方が、人間奥行きが出ていいのかもしれない。少なくとも今後、目の前で痛がっている人がいれば、ちっとは気持ちはわかるだろう。わからんよりはよい。
来年は釣り関係で二つ目標がある。ひとつは釣りのポータルサイトを作ること。もうひとつは宮崎県内にひとつ「釣り人村」を作ること。特に釣り人村の方は、年明けからすぐに動き出すことになると思う。どんなものになるのか、まだぼくの頭の中にしかない部分が多いのだけれど、要は釣り人とその家族のためのロッジ村を作って、年間を通して釣りや水遊びを楽しめるような受け入れ態勢を地元で固めてもらう。
父親が魚を獲り、家族でそれを食べるという原初からの愉しみを、奥さんの手間をかけない形で味わってもらいたい。子供は喜び庭かけまわり、父親はどんなもんじゃと胸を張り、奥さんはそれをにこにこと眺めるというシーンを作りたい。
だから、釣りマニアのためというよりも、その家族のためのものになると思う。父親が釣り好きなことが理由で、家族が疎外されるなどは本来おかしな話なのだから。男は外に出て何か獲ってくる本能、それを家族に与えることを喜びに感じる本能があるのだから。
このプランは以前からのぼくの夢だったのだけれど、夢も人数が増えてくると現実に近づいてくる。今、そういう段階まできた。ポータルサイトの方も同じで、ぼくよりもずっと有能な人々がいろいろ画策してくれているので、案外早く形になるのではないかと思う。
年の暮れ。お金はあんまりないけど、夢は獏に食わせるほどある。ありがてえじゃねえかと思う。