WEB魚図鑑の編者、小西英人さんが釣りや魚を語るコラムサイト、【遊魚亭】が、つい先ほどオープンしました。

オープンさせた当人がいうのですから間違いない情報です(^_^;)。

英人さんという人はモノゴトにきれいにきれいに取り組もうとする性癖があって、それだからこそ、新さかな大図鑑のような仕事もできてしまうわけですけど。

今回、「WEB魚図鑑に文献リストを作りたいんだけど」と相談を受けた時に、「そんなら昔の文章もまとめて独立したサイトにすればいいですよ」と提案したところ、「いや、あくまで図鑑の中にこしらえて、図鑑データとリンクするようにしたい」とのこと。

たしかに、研究者や超魚おたくにとっては拍手で迎えられるようなアイデアであり、そんな良質なWEB図鑑は見たこともないのですが、残念ながらわれわれの開発者は、今、多忙な仕事と博士論文に追われて身動きがとれません。

さらにいうと、狭い領域の中でひとつのサイトをとことん良質なものにしようというのは、実は運営上あまり得策ではない。それより横に広げていった方が、間口が広がってよかったりもするのですね。私は、説得を開始しました。

いいけど、プログラム開発はどないしますのん。
じゅん坊さん、あと数年はあの調子で手がつけられませんで。
ひとつのサイトをどんどん充実させていくのもいいけど、ネットの中では埋もれることもありまっせ。
それより、いいコンテンツはどんどん独立して横に広げていった方が、総体としてヨイこともありまっせ。

いいくるめて、独立サイトにしてもらったのですが、なんと英人さんは80年代からパソ通をやっているくせに、いまだにHTMLを書けないという人なので、常に誰かが面倒をみなくてはならない。

その誰かとはぼくに決まっているわけで、これはもうブログシステムしかないと提案すると「ブログなんか嫌いや。あんな日記みたいなん、やりたくないよお」と、おっしゃるわけです。

さすがに少し、私もキレかけました。

あのねえ。ブログシステムを使うということとブログを作るということはちがうんですよ。
CMSとしてブログシステムを採用しようという話です。ブログでサイトを作るんです。
そもそも、英人さんはインターネットの黎明期にも同じような悪口をいってたけど、
質というのは量が規定するのだから、量がはびこる世界を否定しては質も見えないでしょう。

とまで私は言い、さらに長時間にわたって説得を続けた結果、「そんなら、ここはひとつ、ついていきましょか」という話になったわけです。よかったよかった。

つい最近、さわりはじめたばかりのMovable Type で、やっとこさで作りました。
例によってデザインはわやくちゃですが、これはおいおい改善されていくんだろうと思います。

それよりも、小西英人がMovable Type 、という事実の方が大きいですな。
時代は変わりましたぞ。