人形劇 三国志

「人形劇 三国志」を時代劇専門チャンネルで毎週月~金、やっている。この春に一度放映したところ、あまりの反響の大きさに、すぐに再放送となったらしい。ぼくも大好きな番組だった。 とはいえ、見始めたのは全68話のうち、24話「天下三分の計

久留米のこと

久留米を離れてから15年くらい経つけれど、時々、20歳頃から5年ほど住んでいたアパートに自分がいる夢を見ることがある。それは久留米市千本杉というところにある国道沿いの小さな鉄筋のビルで、1階は焼鳥屋、2階から4階がワンフロアに1Kの

映画>続社長太平記

『続社長太平記』(青柳信雄監督/1959)。 森重久弥の社長もの。このシリーズは日本映画専門チャンネルで、年間通して上映されているので、タイトルだけはいつも見ているのだけど、初めて通して観てみた。 森重社長、「ぱーっといきましょう」

映画>吾輩は猫である

『吾輩は猫である』(市川崑監督/1975 )。 仕事がラストスパートに入っている状況であるのに、風邪がぶり返してしまい、気息エンエンの姿でソファに横たわっていた。ただ横たわっているだけでは、ほんとに風邪に埋没してしまいそうだったので

ルロワ ブルゴーニュ・ルージュ 1999

「3000円台のルロワは、僕にだまされたと思って買ってください」と、しんさんが言うので楽天で買ってみた。しんさんという人は、一度しか会ったことはないのだけど、ネットではずいぶん古いつきあいで、鮎釣りもほぼ同じ頃に始めて、二人で「ひよ

シチリア・ビアンコ・ムニール 2005

こないだワインスタイルWINOで勧めてもらったイタリアの白ワイン。トマス&ギーセンという会社のものらしい。原料はカタラット100%。とはいえ、カタラットなるものがなんだかわからない。 けっこう安くて2000円ちょっとで買ったと思うの

映画>ウディ・アレンのバナナ

『ウディ・アレンのバナナ』(ウディ・アレン監督/1971)。 ウディ・アレンの監督第二作。監督・脚本・主演は本人。ぼくは『アニー・ホール』で、この人にはまいってしまったのだけど、彼にまいってしまった人は世界にたくさんいて、アカデミー

宮崎ワインを試飲

仕事で宮崎ワインの特集記事を書くことになり、3つのワイナリーから買ってきた24本を試飲しました。場所は宮崎市の「シャンブル738」というレストラン。仕事仲間やクライアントの皆さんが13人も集まってくれて、思いがけず大盛況でありました

バルバレスコ 2002

イタリア・ビエモンテの赤ワイン。格付けはDOCG。宮崎市のワインスタイルWINOで、「好みはドカッとくるやつ。4000円以下でこれがおすすめというの、教えて」と頼んで、いくつかピックアップしてもらい、そういえばイタリアワインはほとん

映画>人生劇場 飛車角

『人生劇場 飛車角』(沢島忠監督/1963)。 昨夜観たものと、ほぼ同じ筋立てだけど、こちらの青成瓢吉は、気のいい若旦那であって、主人公は鶴田浩二演じる飛車角。準主役の吉良常は月形龍之介で、加藤泰版の田宮二郎より、ずっと年をくって、

映画>人生劇場

『人生劇場』(加藤泰監督/1972)。 や~ると思え~ば、どこま~で~やるさ~の人生劇場である。もっともこの作品はこれまで14回映画化されていて、今回観たのは、その中で二番目に新しいと思われる72年の加藤作品。正式な?タイトルは『人

映画>寝ずの番

『寝ずの番』(マキノ雅彦監督/2006)。 1か月ぶりに映画を観た。この間、世間が暗くなると(最近は夜が長いことでもあるし)、映画を観ようかなと何度も思ったのだけど、まだまだ、やっぱり心底映画が好きというわけではないらしくて、おっく

ワインを飲むこと

日頃、お酒をほとんど飲まない。晩酌の習慣はなくて、家で飲むとすれば友だちが来た時だ。飲みたい時は、外に出て3軒くらいハシゴをする。こないだ、夜の9時半に行ったお店で、「もう3軒目だよ」と言ったら、カウンターで聞いていたお客が「おれは

七年もののマムシ酒

大淀川の支流・浦之名川を遡った、高岡町と綾町の境に近い里山の麓に、「ノリちゃん」こと松元則雄さんは住んでいる。少年の頃から山仕事に従事してきたノリちゃんは、山の知恵としてマムシ獲りを覚え、いつか名人と呼ばれるようになった。 マムシ

スリーブの保管方法について

仕事以外で写真を撮ることを始めたのは、つい最近なので、いろいろ、細かなところでわからないことが多かった。撮影したポジは、マウント仕上げにするかスリーブのまま保管するか、というのもそのひとつで、これはけっこう悩んだ。 ぼくがやってき