2007年9月12日

首相辞任

安倍首相については、以前、こちらでその歴史認識には疑問をもっていると書いた。愛国心にまつわる教育改革や、憲法改正をめざす国民投票法の成立、といったところが在任中の主な仕事なのだけれど、このくらいのところで辞めてもらってよかったというのが率直な感想。

人々が不安と苦しみと怒りの中にある時に、戦後レジームの脱却などという、誰も求めてもいない価値観の押しつけへの回答が、先の参議院選挙だったわけで、権力を国家や国民をコントロールするためにあると考えるタイプの政治家は、この際、まとめて退場していただきたいと思う。

で、首相が臨時国会代表質問直前に辞任するという事件に、世間がリアルタイムでどう反応したか。株式市場の動向を見てみた。

kabu2.GIF グラフは日経平均。ここ二日間の下げからの反発で始まった市場は、首相辞任が報道された直後の午後1時に急騰。それから急落して、じりじり下げながら結局は前日比80円の小下げで終わっている。

急騰は、辞任を好感したというよりも日経先物の放出(買い戻し)だろうという説もある。この先、どうなるかわからないから手持ちの先物(売り)を手放す反対売買によって一時的に株価が上がったという考え方。なるほどと思う。

しかしそれも、20分もたつうちには収まって、後は普段と変わらない範囲の値動き。首相が辞任して、終値が80円安というのは、辞任の影響についての判断が相半ばしたか、そんなものはとっくに織り込み済みだったか、どちらかだろうけれど、取引高が昨日とほとんど変わらないことを考えると、結果として市場はほぼ無反応だったともいえる。

おそらく、国民の大半の反応も、そんなものなんだろうと思う。

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コメント

そうですね。ぼくは、あの身内で固めた若い官邸集団の言動が、角川映画を観るようで、危なっかしかったです。理念というか、「安倍首相の憲法改正は、祖父岸信介の仇討ちだ」と田原総一朗が書いていましたけど、なんて危なっかしいことを考える首相だろうと。

もともとが、国民の平均的な生活感とか歴史観からは、ずれているようなので、そういう人が、あまり賢くなかったのは日本にとって幸いだったかもしれませんね。

他議員とか、また民放キャスターとのディベートを見る限りこの方はダメだと思いました。話になってないし、正直、失礼ですがあまり賢くはないなぁと思ってました。

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