2007年8月 9日

映画>日本沈没

『日本沈没』(森谷司郎監督/1973)。

最新作の評判があんまりひどいので、とりあえず昔のやつを観てみた。色ものかなあという思いこみはないわけではなかったのだけど、これはなかなか面白いではないですか。特撮がちゃちいのは仕方ないとして、それが理由で映画から目が離れてしまうということもない。どこが見どころってほどのこともないにしても、結局、最後まで飽きさせずに観れてしまうのだから、映画としては何の文句もありません。

ちょっとおかしかったのは、この映画の中でパイプをくわえてる人がやたらに多いこと。そういう時代だったのでしょうねえ。役者では、やはり丹波哲郎の総理大臣でしょう。この人がじわじわと泣くシーンは、ほんとによかった。

それから、「大陸が動くといって飯が食え」の竹内均教授が、「竹内教授」役で出演。政府首脳を前にプレート移動について、例のすっとんきょうな調子で語るのだけど、このシーンばかりは丹波哲郎もなにも、みんなぶっとんでしまっていた。

で、ちょっと気になって評判のよくない最新作のデータを見てみたら、なんだ『ローレライ』の樋口監督じゃないか。さもありなん。あの人の映画は、日本が沈没するくらいのものではありませぬ。

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コメント

やっぱり(^^;)。なんかヒロイックなコピーがついていたので、日本が沈没しようという時に、そんな話じゃないだろうと、そのコピー自体に違和感を感じておりました。モノゴトを矮小化して気分に浸るというのは、この監督の特色なのかな。

一作目の「わしは日本と心中です」(救援へりを拒否した田所雄介)の方が、なんぼかよかったような。

最新作の日本沈没は、ホントに面白くないです。これ見よがしに爆裂シーンが登場しますが、内容が陳腐です。本が悪い様な気がします。(^^ゞ

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