HDMI接続を試してみました
DV-696AVからHDMI接続で、1280*720プロジェクターEPSON TW600につないでみました。DVDプレーヤーとHDMIケーブル、合わせて2万円を切る予算で、D端子接続と比べて画質がどのくらい向上するのか、というのが今回のテーマであるわけです。
ソースは、最近のカラー作品で、回数を見ているものがよかろうということで、「スウィングガールズ」をセレクト。といってもこの映画、もともとの画質がそんなにいいわけではありません。
心理効果というのでしょうか、画面が走り始めてすぐに「おや、なんかきれいじゃん」という気はしました。画素数は480Pのままです。これは「デジタルなんだから伝送ロスは最小になっているはず」という思いこみの所以なのかどうだか。まあ、ほぼ100%抽象の世界であるオーディオの分野では、思いこみも含めて「音」だと考えなくては仕方ない部分もあるわけですが、AVだと目に見えてしまうものですから、これは抽象だと逃げるわけにもいきません。
一方、大画面が走る力、それが人をとらえる力というものは、おそらく「音」を耳で聴くよりも強いものがあると思われ、一度走り始めた画面で、それが好きな映画であってみれば、これもまた思いこみに引っ張られることは、あるにちがいないわけです。HDMIという呪文です。
なんだかインプレッションにもなんにもなっていないのですが、とにかく最初から好印象ではありました。続いて、720P、1080iと出力を切り替えて試してみたところ、720Pと1080iの差はほとんどわかりませんでした。480Pと比べてどうなんだというと、これまた画質的に断言できるほどには…。いや、断言できるのですが、具体的に説明しにくいというか。あえていうと、全体にすっきりとして目が疲れない感じ。従来は時々、ピントがずれてるかなと上映中にフォーカスをいじることがあったのですが、それがなくなりました。
比較のために、従前のDVDレコーダーからD端子接続して、同じ映画の同じ画面をかけてみます。ラストシーンの「第20回東北学生音楽祭」のところ。すると色合いが大きく変わるのがわかりました。従前の方が色合いが自然です。DV-696AVは、赤みが強い感じ。これは今までの環境で調整しているので当然ではありました(^^;)。
画質はどうか。「あきらかに」と言い切れるかどうか微妙ですが、やはりHDMI接続の方がいいです。きめ細かな分解能といったものよりも、たとえば背景の奥行き感とか空気感が出てくる感じ。
現在、DVDを観る環境としてHDMI接続によるアップスケーリングが、道具立てとして最良のものであることは間違いないわけで(個々の機器のクオリティは別として)、その安心感が画質への潜在的なストレスを減らし、その分だけ映画に入っていきやすくなるのであれば、もうこりゃ、仕方のないことではあります。
結論。ワタシ的には大変よい選択だったと思います。おかげで、『リンダリンダリンダ』の夜のシーンなど、いい感じで楽しめました。

コメント
大変わかりやすいインプレッション、ありがとうございました。「スウィングガールズ」と「リンダリンダリンダ」のおかげでイメージしやすかったです。
シャープネスよりも奥行感や空気感ということですが、写真でも35mmと中判を比べるとそう感じますので、やはり効果は大きいのでしょうね。納得です。
そもそも映画が、睫毛の一本一本まで映し出すハイビジョンのスタジオ生放送並みの高画質で観られたら、それはそれで興ざめというか、チト違うんではないかい?という気もします。
とはいえ、できる限り快適に観たい欲求はあるわけで、そのへんをちょうどいい塩梅で見せてくれるなら良しですね。
う~ん、、欲しいぞ!
Posted by ひろすけ at 2007年5月12日 00:07
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