2007年1月31日

落語のこと

思いあまって「落語」のカテゴリを作ってしまいました。なんですね、世間ではほんとに落語ブームなんだそうで、若い衆が寄席へ通っては、キテるとかヤバいとかいってるんだそうです。

なにせ、京浜急行大森海岸駅下車徒歩5分、大森ベルポートA館はニフティ株式会社において、毎月気鋭の二つ目の芸を聞いてもらおうという「にふ亭」なるものが、催されていようというご時世でございます。

わたくし、どうしたものか元ニフティのSYSOPでございまして、年に何回かはかの大森ベルポートを訪れたりもしておりましたが、知るかぎり、そのような洒落のきく会社ではございませんでした。なにかつーと、アクセスとか原資とかリターンとかおっしゃいましてね。

いえ、古株の方はちゃんとわかっているのですが、会社でも若い衆がそんなことばかりいっており、またその若い衆が課長なんかやっており、一度しんみり話でもしてやらねばならんかなと思ってはいたのですが、いつのまにやらこちらが別の道をたどり始めたりなんかしまして、縁が遠くなってしまいました。

ニフティというのは、かつて時代の最先端であったわけですが、時々、いちはやくブログを導入したりなんかして、世間をリードしてみたりはするものの、今や大方でいうと、世間様の後ろを時速55キロでどうにかついていくという、それでも儲かってるんだからいいじゃないかという、そういった感じの会社であります。鷹揚というか急がないというか、技はゆるいが大きな相撲をとるタイプなのですね。

それが、1年近くも前から二つ目の定期寄席を社内で催すというのは、ニフティが新しくなったか落語が古くなったかのどちらかでございましょう。私なんぞは、どちらでもよろしいわけでございまして、古かろうが新しかろうが十年一日、この世に落語があるかぎり、聞き続けていくわけでございます。

思い起こせば二十有余年の昔、かの五代目古今亭志ん生の「三軒長屋」と、八代目桂文楽の「船徳」をたてつづけに聞いたのが、始まりでありました。名人の中の名人、その名演の中の名演を続けて聞いてしまったことは、今となっては幸か不幸かわからないわけでございまして、しばらく、今の噺家が(いうまでもありませんが談志と小朝と小三治はのぞく、ですよ。小さんは好みから外れておりまして)、みんな素人にみえて仕方なく、圓生、可楽、金馬、三木助と名人上手の音源ばかり聞いておりました。

ここへきて、橘屋圓太郎、柳家喬太郎、入船亭扇遊、柳家三三と、若手中堅どころにひいきの噺家ができてきまして、ああよかった、これであと三十年は楽しめると安堵しているところでございます。

ちゃかちゃんりんちゃんりんと、ぼちぼち、落語の話も始めてまいりましょう。
よッ、あばらかべっそんでげすな。なにをすてんだ。

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コメント

う~ん、松鶴が聞きたい。

うちもこないだまでサライを定期購読してたのですが、このタイミングで落語というのは、サライらしいですね。

小さんでしたね。f(^^);

サライ最新号は落語特集でした。
おまけのCDには
三代目三遊亭金馬「やかん」
五代目柳家子さん「長屋の花見」
六代目笑福亭松鶴「ひとり酒盛り」
の3題が収録されており、本日到着でしたので、あとでゆっくり聞きます。(^^)

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