2006年10月23日

合唱曲のこと

小3のムスメが合唱部に入ったらしい。よろこばし。パートはメゾソプラノだという。うーん、音感はぼくより優れているのだろう。三部合唱の真ん中というのは歌いにくい。ハーモニーの快感も、アルトほど単純明快ではなくて、間にはさまって二つの旋律を縫うような快感のような気がする。やったことがないから、はっきりわからない。

小学校の頃に歌っていた曲をいろいろ思い出した。ざっとこんな感じ。

●石ころの歌
●地球のこども
●湖畔の宿
●バスを待ちながら
●シンゲビスと北風
●その他(^^;)

『地球のこども』は、その年(昭和46年)の課題曲だったから、同年の人のみよく知っている。『石ころの歌』は中田喜直さんの曲で、前年のNHK学校音楽コンクールで神奈川県大磯小学校がこの曲をひっさげて登場、それまでの可愛らしさがどこかに残る児童合唱というものに革命を起こし、大胆不敵、ナタで斬り込むような堂々たる歌唱で最優秀を受賞した。オープンリールで何百回聴いたかしれない。ぼくらの目標だったのだ。

『バスを待ちながら』もとてもいい曲なのだけど、音源はおろかすでに楽譜すらないようだ。『シンゲビスと北風』は、どうなんだろう。合唱曲にも流行があるのだな。

今、こうして曲名を並べて口ずさんでみると、すごいもんだ、ほとんどアルトのパートを歌えるじゃないか。当然、ソプラノパートも歌える。あの頃ソプラノで気持ちよく主旋律を歌ってた連中は、アルトを歌えるのかしらん。勝ったか(^^;)。

大体、ウチの小学校というのは当時日本一のマンモス校で、生徒が2700人くらいいたから、合唱部に入るにもオーディションがあったのだった。小4の時に担任の先生に勧められて受けたら、めでたく通ったのだった。それまでは自分が歌を歌うなど考えたこともなかった。今も考えられない。

子供が育つということは、自分が育ってきた過程を追体験することでもある。一人ひとり別の人間だから、それぞれ勝手に生きていくわけだけれど、こうやってたまたま自分と同じことを子供が始めるのはうれしい。今、彼女が歌っている旋律は、たぶんいつまでも、心のどこかで響き続けていく。


『バスを待ちながら』

小さな君と 小さな僕が
バスを待ちながら バスを待ちながら
日暮れの町をながめてた

いちょう並木の黄色い落ち葉が
風に吹かれて散っていた

黄色い落ち葉を屋根にのせて
バスはたくさんきたけれど
ぼくらのバスは
なぜこない

秋の日射しがデパートの
壁をのぼってぽつんと
空に消えるまで
二人は じっと見つめていた

日暮れの空は
大きな大きな パラシュートのように
パラシュートのように
町の上で
美しく光ってた

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コメント

そういえば、いわき市の高校の吹奏楽と演劇のレベルは全国区です。
コンクールとかの成績どっかで見れたらどうぞみたって下さい。

しんさん

うう。「そっとおやすみ」じゃ。

うちの高校の演劇部は、ジャージ着込んで階段走っちゃ踊り場で腹筋なんかやっていて、えらいハードじゃなあと思っておりました。

上のムスメも今、高校で演劇部ですが、新体操部に助っ人でかり出されて大会に出たりしており、なんか今でも体育会なのだなあと思ってたのですが、そうか、状況劇場とか聞くと、そっち方面の演劇もかすった時代ではありました。

クロージングテーマの定番は「そっとおやすみ」ですわよ。

化粧の後の・・・

あたしゃ高校は演劇部でしたが、体育会の匂いは全くありませんでした。
状況劇場と天井桟敷の乱闘とかを指して体育会系っていうことですかね?
発声練習なんか一回もしたことないっす。
そのころ商業演劇の舞台を見る機会があって、腰抜かしました。
こんなもん見て喜ぶ人種が居るってことにびっくりしました。
結構まともな若い時間を経てきたんだと思う。
今や朝ドラの鬼(^^;)。

しんさん

「セクシー・バス・ストップ」ちうのもありましたな(^^;)。平浩二のは、高校の頃(^^;)、初めて通い始めたスナックのクロージングテーマでした。


秋山さん

合唱部、器楽部、放送部というのは、どことなく面はゆいような気恥ずかしいような感じがありましたね。ぼくも高校は放送部でした。これが演劇部になると、ぐっと体育会系的な部分も出てくるのですけど。

>僕も合唱部で、途中から器楽部に移った話はどっかに書きましたっけ。

おんなじなんですよ。
放送部だったし(^_^;

>子供が育つということは、自分が育ってきた過程を追体験することでもある。

悲しいくらいに同じですが、2年くらい早熟ですね。
親と同じ高校に通っていますが、タバコの銘柄がランク高いのは許せない。

僕も合唱部で、途中から器楽部に移った話はどっかに書きましたっけ。

『バスを待ちながら』って今回の僕の連想は平浩二です(^^;)。

バスストップ

バスを待つあいだに涙を拭くわ
知ってる誰かに見られたら 
あなたが傷つく
なにを取り上げても 私が悪い
過ち償うその前に 別れがきたのね

どうぞ口を開かないで
甘いことば聞かせないで
一人で帰る道が とてもつらいわ

バスを待つあいだに 気持ちをかえる
つないだこの手のぬくもりを
忘れるためにも

古い友人のカラオケの定番でした。

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