映画>雨に唄えば
『雨に唄えば』(ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督/1952)。
あまりにも有名な映画なのだが、例によって生まれて初めて観た。
アメリカの夢。ハリウッドの夢。豪華絢爛にして首尾一貫、ハッピーなミュージカル。と、こう書くだけでイメージとしては敬遠してしまうタイプで、ぼくはあるのだが、いや、そうだと思っていたのだけど、こうどこにも嫌みがない物語をみせられてしまうと、「いやー、よかったよかった」と幸せな気分にもなる。
ジーン・ケリーはもちろん素晴らしいけど、ぼくはドナルド・オコーナーの映画をもっと観たくなった。『バスター・キートン物語』でも観てみよう。あの壁を駆け上って宙返りをするワザは、初代タイガーマスクの(古くはエドワード・カーペンティアの)サマーソルト・キックの元祖だったのだな。
キャシー・セルドン役のデビー・レイノルズは、この映画は大抜擢だったようだけど、その後はテレビやコメディの仕事が多くて、それほど映画作品には恵まれなかったようだ。この人も、もっと観てみたかったと思う。

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